ワンポイントアドバイス
身が柔らかいので、ひっくり返さなくてOKです。その代わり落し蓋をして、全体に煮汁が行き渡るようにしましょう。丁度良い落し蓋が無ければ、アルミホイルを鍋の大きさに合わせて切れば代用可能です。お好みで醤油の量を減らして少し薄味にしても美味しいです。
マトウダイのレシピ③マトウダイの姿造り
なんといっても見た目がカッコつく姿造り。普通のお刺身を出されるより、頭が一緒に乗っているだけで高級感が倍増します。盛り付けのセンスが問われるので、カッコいい盛り方を研究しましょう。
下準備
- 姿造りなので身は綺麗に洗い、頭やヒレ、尻尾は残して三枚おろしにしておきます。
- 肝は傷がつかないように、丁寧に外しておきましょう。
作り方
- 肝は新鮮なマトウダイの場合、そのまま食べても大丈夫ですが、お好みで酒蒸しにしたり湯通ししておいても良いです。
- 身を削ぎ切りにします。
- 皿にマトウダイの頭〜尻尾をのせ、そこに切った刺身を綺麗に並べます。
- 小皿に乗せた肝を置き、お好みでツマや大葉、薬味を添えたら出来上がりです。
ワンポイントアドバイス
マトウダイはぬめりがあります。皿に頭等を乗せるので、ぬめりは綺麗に取っておきましょう。口の中に爪楊枝を指して口が開くように固定すると、捕食しているような躍動感が出て、更に格好よく出来上がります!試してみてください。
マトウダイのレシピ④マトウダイの昆布〆
昆布締めにすると、昆布のうま味が身に染みわたり、普通の刺身とはまた各段に違う味わいに変化します。マトウダイの昆布締めも、身がキュっとしまってとても美味しいです。塩で食べるのがおススメです。
下準備
- マトウダイは三枚おろしにしておきます。
- 腹骨や中骨は取り、皮は引いておきましょう。
作り方
- 昆布は湿らしたキッチンペーパーや、綺麗な布巾で表面を拭いておきます。酒を含ませたキッチンペーパーで昆布を拭くと刺身の臭みを抑え、うま味を引き出す効果があります。
- 刺身の状態のマトウダイを一切れずつ昆布に並べて、上から更に昆布で挟みます。
- びっちりとラップにくるんで、冷蔵庫で3〜4時間寝かせます。