よくある失敗例として魚が煮崩れして見栄えが悪くなってしまったというのがあります。せっかく煮崩れを防ぐために焼いても煮込んだら身がどんどんほぐれていってしまった、この失敗のもっともな理由はいじり過ぎてしまうこと。いじらなくても魚に火はしっかり入るので大丈夫です。触りたい気持ちをぐっと我慢して待しましょう。
アクアパッツァのレシピ
- ウロコ、エラ、内臓を取り除きます。
- メバルの表面に塩を振り30分ほど寝かせます。表面に出た水分はキッチンペーパーで拭き取ります。
- 鍋にオリーブオイルを入れ、タイム、にんにくを入れて香りをオイルに移しメバルを焼きます。
- 両面に焼き色が付いたらフライパンのオイルをキッチンペーパーで拭き取り、水、白ワイン、その他の具材(プチトマトや貝類)を入れます。
- 蓋をして中火で加熱します。貝類の蓋が開くのが目安です。
- オリーブオイルを香り付程度に入れ、3分ほどスプーンでメバルにかけ回しながら煮込みます。
- 最後に刻んだイタリアンパセリを散らして完成です。
アクアパッツァのおすすめ調理器具
鍋がオシャレだとそのままテーブルに置いて取り分けるのにも画になります。さらにホーローは熱伝導にも優れているのでアクアパッツァのような煮込みにも大変適しています。形は魚を入れやすい楕円形がおすすめです。値段は少々高いですが100年使い続けられると謳われていることを考えると非常に価値のある一品です。
メバルの美味しい料理 王道の唐揚げ
ふっくらとした白身は王道の唐揚げで食べるのもおすすめです。塩とコショウでシンプルな味付けびにするも良し、生姜醤油などで濃く味つけても良し、ぜひ下味は自分のオリジナリティと好みを取り入れてみてください。
美味しく作るコツ
唐揚げを美味しく作るコツは2度揚げにあります。特に姿揚げにする際は1度揚げだけでは熱の入りが遅いためいつの間にか先に表面が黒ずんでしまったということがよくあります。そうならないためにも2度揚げはきれいな表面を保ちつつ熱もしっかり入れるための最低限必要とされる調理法です。
2度揚げの方法
まず最初は150度から160度の油でじっくり揚げていきます。時間は魚から出る泡の大きさが目安です。小さくなってきたらバッドに取り出します。手で触れても熱くないくらいまで冷まします。そして2度目の揚げは170度から190度の油に投入します。衣の色がキツネ色に変化したら取り出します。頭と太い骨以外は食べることができます。
メバルの唐揚げレシピ
- ウロコ、エラ、内臓を取り除きます。
- 個体の大きさにもよりますが基本は両面に十文字を包丁で入れます。大きいものは背びれ両側から切れ込みを入れると火が通りやすいです。
- 塩、コショウを強めにします。腹の中にも忘れずにしましょう。濃い味好きな方は生姜醤油に漬けるのもオススメです。
- 片栗粉をまぶして2度揚げの方法を参考に揚げます。
唐揚げのおすすめ調理器具
揚げ物をする時に重要になってくるのが油の温度管理です。プロであれば揚がる音と目視で温度管理は可能ですが素人だとなかなかそうはいかないものです。特に今回紹介した2度揚げのように1回目と2回目で油の温度を微妙に変えないといけない場合などは油にも耐用できる温度計があると確実です。