釣り糸の結び方を動画付きで解説!初心者必見の超簡単な結び方もご紹介!

実に簡単で実用性がある手法ですが、ループにくぐらせる時巻きが少しほどけることがあります。しっかり上から端部分の糸を通すのが大事です。また、強度が心配な場合ははじめに糸の両端を輪部分に通し1つループを先に作る手法の「ダブルクリンチノット」でループ部分を二つにすることをおすすめします。

釣り糸の各種接続環への結び方②ユニノット

ユニノットの特徴は?

ユニノットはルアーフィッシングのルアーや仕掛けで使う接続環であるサルカンなどで使えます。比較的ラクに結ぶことが出来る方法で、初心者の方が最初に覚え多用する事も多いです。そして、特徴はルアーなどについている糸を通過させる場所のラインアイに通す回数で結束強度が決まることです。通過させた回数によって強度が増します。

ユニノットの実際の結び方は?

この手法の詳細は、まずラインアイに糸を通した後、片方の糸を半分に折ります。半分に折ることでループが出来ますので、ループともう一本の糸をまとめて折った方の糸で3~4回巻き付けます。そして、最後に巻き付けて出来た結び目をゆっくりラインアイ方向に締め上げ、余った糸を切れば完成です。

映像ではループを巻き込まずに一度逆方向に引っ張ってから結び目を締め上げています。どちらのやり方でも大丈夫ですが、ループをあらかじめ入れて巻き込んだ方が時短になるのでおすすめです。ユニノットには糸を半分に折った状態で行う「ダブルユニノット」もあるので、こちらの方が強度はありますが少し入り組んだ手法です。

釣り糸の各種接続環への結び方③完全結び

完全結びの特徴は?

完全結びはプロが愛用するほど強度が高い結び方で、それに加えてすばやくラクに結ぶことが出来るので、初心者にとっても有り難い手法として接続環と釣り糸をくくりつけるときなどに多用されています。特徴は、その手軽さです。強度の高さと釣り合わないくらい手順も少ないです。

完全結びの実際の結び方は?

この手法の詳細は、はじめに糸の先端を接続環などのリングに折り曲げ2重にした状態で通します。次に、糸をしっかり束ねながら端の糸を垂らします。そして、束ねた場所を垂らした糸で奥から手前方向に来る位置で5回ほど巻き付けます。巻き付けたら、2重になっている糸の先端が輪になっているので、そこに端の糸を通します。

最後に、糸を引っ張り結び目を締め込んで完成です。もしはじめの手順である「輪に2重の糸を通す」ということが困難な場合、一度糸を通過させて、反対からもう一度途中まで糸を通すと2重の糸を通した状態になります。そして、巻き付ける時に輪が無くならないように少し手前寄りで巻き付けるのがポイントです。

釣り糸の結び方④ハリの結び方

釣り糸とハリをくくりつける手法は、今回紹介する3種類を中心に行います。各手法はそれぞれ強度は申し分なく、大きいアタリでもハリと糸がほどけることなく釣りが出来ます。そして、それらの手法の特徴や実際の映像を交えて解説していきます。

釣り糸のハリへの結び方①内掛け結び

内掛け結びの特徴は?

この手法は、針と釣り糸をくくりつけるやり方の中でも基礎となる手法です。何度も巻き付けた上で締め込むので強度は高い点が特徴です。しかし、太い糸を使う場合は注意が必要で、締め込みが通常の糸より甘めになることもあります。初心者が釣り糸と針を結ぶ手順としてこの内掛け結びと次に紹介する外掛け結びが基本の形です。

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