ニゴイの生態や料理についてご紹介!実は飼育もできる?

揚げ物だけでなく、煮込みや天ぷら、塩焼きにする場合も多いようですが、小骨が多いため敬遠する人もいます。もちろん刺身として食べることもできますが、その場合は寄生虫に十分注意しましょう。また最近では、すり身を団子にして鍋にいれたり、アヒージョにして食べるといった方法もあります。

もともと味はよいので、「小骨が多い」という問題さえ解消されれば、調理の幅が広がります。すり身にする、油で揚げるといった工夫を加えることで、よりおいしくニゴイ料理を楽しむことができます。

ニゴイの飼育

実は、ニゴイは飼育することもできます。

鑑賞魚としてのニゴイ

顔が気持ち悪いといわれることもあるニゴイですが、「よく見るとかわいい顔をしている」「ブサかわいさがクセになる」との声もあり、飼育用としてひそかに人気を集めています。ニゴイは水質の悪化に強く、たいていの環境でたくましく生息できる魚なので、とても育てやすい魚です。ニゴイの稚魚を釣ってしまった時は、リリースしてもよいですが、飼育にチャレンジしてみるのも楽しいかもしれません。

ニゴイの飼育方法

ニゴイはかなり大きくなるので、大きな池や水槽の用意が必要です。水温は20度から25度に保ち、水流を作ります。底は砂利や砂を敷きましょう。アカムシや沈下性の人口餌が最適です。大きくなるとなんでも食べてしまうので、口に入るサイズの魚とは混泳できません。遊泳力が高く、跳ねることもあるので、飛び出し防止の蓋やネットを取り付けた方が安心です。

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