根魚の種類ってこんなにいるの?どこよりも多くの根魚とその特徴、釣り方をご紹介!

オオモンハタは比較的暖かい海に生息しています。地域は太平洋側であれば相模湾から九州の南側、他には長崎県、鹿児島県の東シナ海にも生息しており、防波堤や磯、サンゴ礁などの障害物の近くで隠れて生活しています。

釣り方

基本的には底の方にいますが水面近くにも浮上してくることがあるので、幅広い層を狙って釣りを楽しむことができます。釣り方に関しては遠投したら巻き取るというシンプルな方法で、ルアーは小型の魚に似た作りになっているもの。またはワームの形をしているものを選びましょう。

根魚の種類⑧クエ

こちらの根魚は1度くらいは聞いたことがあるでしょう。クエはスズキ目のハタ科に属する種類の魚です。クエの別名としては西日本の地方では「モロコ」と呼ばれており、漢字では「九絵」と書かれることがあります。ちなみにクエは高級魚としても有名です。

特徴

クエの最大の特徴というと体の大きさでしょう。クエは成魚だと60cmほどの大きさで、非常に大きなものになると130cmくらいにもなり、雑誌や新聞にも取り上げられるほどになります。また他のハタ類と比べて体に斑点がないことも特徴です。

生息地

日本では西日本から東シナ海の沿岸に生息し、日本以外であれば南シナ海に生息しています。深さは50mほどの深さで岩陰やサンゴ礁の近くで生活をしており、昼はおとなしく岩陰に隠れて夜になるとエサを探して動き回ります。

釣り方

クエは非常に釣るのが難しい魚です。釣り方は仕掛けを投げる「ぶっ込み釣り」で行います。磯釣りと船釣りの両方がありますが、クエは非常に大きい魚で引きがとても強いので磯釣りの場合は足場が安定しているところでないと海に転落する可能性があります。クエに関してのさらに詳しい記事はこちらです。

根魚の種類⑨タケノコメバル

こちらの根魚はスズキ目カサゴ亜目メバル科メバル属に属している種類の魚です。この魚はよくダシが出てくれるので味噌汁や煮付けといった料理にすると非常に美味しく食べることができますがあまり獲れる魚ではないため知名度は低めです。

特徴

外見の特徴は黄色っぽい色と黒っぽい色がまだらに混ざっていることでしょう。ですが外見だけを見てタケノコメバル だとわかる人は相当魚に詳しい人です。他の特徴としては名前にメバルが入っているにも関わらず、実は「ソイ」という魚の仲間であることが挙げられます。

生息地

日本海側だと北海道から長崎県、太平洋側だと青森県から三重県、また東シナ海にも生息していて、日本以外だと朝鮮半島にも生息しています。主に浅瀬にある岩やテトラポットといった隙間に身を潜めています。

釣り方

タケノコメバル の釣りではルアーを使うのがオススメです。基本的に底の方をいろいろ探ってみましょう。底を引いていくだけの「ズル引き」でも釣ることはできますが、根魚は上を向いていることが多いのでロッドを使ってルアーを跳ねさせる動きをつける方が釣れる可能性が高いです。

根魚の種類⑩マハタ

ハタ科ハタ亜科ハタ族マハタ属に属している根魚です。こちらの魚はハタの種類の中でも高価な魚として分類されています。旬は春から夏にかけてですが一年中美味しく食べれ、刺身はもちろんのこと、揚げ物や煮物、汁物といったさまざまな料理があります。

特徴

マハタの特徴の一つとしては大きさでしょう。市場で出ているものは大体40cmから60cmのものが多いですが、マハタは最大になると180cmにもなります。体の色は黒っぽい茶色のような色をしており、7本くらいの帯が体に入っていて大きくなっていくと消えていきます。

生息地

日本では北海道から九州の南部の日本海や東シナ海に生息しています。日本以外だと朝鮮半島の南部や香港といったところで生息しています。稚魚のときには浅瀬を中心に生活しますが、大きくなっていくにつれて深いところへ移動していきます。

釣り方

マハタをターゲットにした釣りを行う場合、釣り方は生きているエサを使う「泳がせ釣り」が一般的です。大きくなると深いところへ移動するため、大物を狙うときは船の沖釣りがいいでしょう。またメタルジグを使用した「ジギング」でも狙うことができます。

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