イガイの取り方&付け方をご紹介!定番のチヌ釣りの餌を知って使いこなそう

テトラポットなどの足場の悪いところでの採取になるので、普通の靴でいくと滑ってしまうことがあります。適した靴で臨みましょう。また、穴に足が落ちてしまわないように必ず明るい時に、しっかり足元を確認して採りにいきましょう。

イガイに似ている貝

写真を見ればみるほど、似ているものがたくさんあります。中には同じく釣りのエサの材料にできるものもありますが、それぞれの違いについてご紹介します。

正式にはムラサキイガイ

全国の防波堤などにびっしりと付着している暗紫色の二枚貝のムラサキイガイのことを指します。カラスのような色から地域によってはカラス貝と呼ばれていますが、実際には別物です。カラスガイの採取禁止の看板が釣り場にある場合迷いますがそれとは異なるため採っても大丈夫です。

ムール貝は外来種のイガイ

ムラサキイガイよりも小型のもので、フランスやイギリス、アメリカ、北ドイツに分布している貝なので在来種ではありません。ヨーロッパイガイとも呼ばれていてパスタなどの食材として使われ、高価で希少なものとされています。

カラスガイは在来種

在来種ですが、現在は生息数が少ないとされています。イガイと呼ばれることもありますが比べてみると大きさも形状も異なります。 主に河川下流や、用水路など、水質が良い砂地などに生息しています。琵琶湖や霞ヶ浦では食されていましたが、臭みがあるため大きいものは美味しいとは言えないそうです。

最も似ているカワヒバリガイは外来種

ムラサキイガイと見た目がそっくりですが違う種類です。ミジとも呼ばれています。3cm程度で緑色がかっています。実はこちらの方がクロダイの食いつきが良いとも言われています。淡水域に棲んでいて塩分の耐性も低く海水域には適しません。中国からシジミ貝にくっついて日本に来たとされています。

自分で採ったイガイは食べられる?

岸壁に大量についていて美味しそうに見えますが、果たして食べることはできるのでしょうか。もしたべれるとしたら節約になりそう!と思いがちですが、残念ながら食べない方が良さそうです。その要因を説明します。

見た目は美味しそうだけど食べない方が良い

東京湾の湾奥にはプックリと太ったものがびっしりひっ付いています。身が厚くて美味しそうに見えますが有毒なプランクトンを大量に喰ったおかげで太っています。海水の浄化作用があり、水質浄化に役立っているとも言われ、そんなものを食べてしまうと、食中毒になり苦しむことになってしまいます。採取する環境や場所にも異なるようですが、食べてみたい場合は市販されているものがおすすめです。

タダでイガイを沢山取って大きな魚を釣ろう!

気軽に調達できるので、お金をかけずに釣りを楽しむことができます。また、他の餌を使用してアタリが弱い時はくっついている貝を取って使用してみると魚が寄ってくるかもしれません。リーズナブルに釣りをしたい場合は、この方法で大魚をゲットしましょう。

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