雷鳥沢キャンプ場で絶景登山キャンプ!初心者でも挑戦の価値あり!

水は持っていくとしてトイレは?というと室堂ターミナルで販売している携帯トイレを購入持参するのがルールです。その他にも細かい注意点がたくさんあり、一年を通じてこの時期だけはベテランアウトドアマンにしかおすすめできません。

室堂平周辺積雪期利用適正化協議会:http://www.pref.toyama.jp/cms_pfile/00010471/01046592.pdf

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雷鳥沢キャンプ場は混雑するの?

雷鳥沢キャンプ場は平地のキャンプ場とはかなり条件が異なりますが、シーズンを通じて本当にたくさんの人が訪れているのでしょうか?実際の混雑状況を見てみましょう。

ハイシーズンは混雑も

雪もなく過ごしやすい夏場(夏休み)は最も人出が多くなり、その時期にはキャンプ場にたくさんのテントが張られ、いわゆる混雑という状況になることもあります。

筆者が経験した、まだ雪に覆われた5月のGWでも、キャンプ場を目指すキャンパーだけでなく、温泉が目的の人たちで、ルートが少し行列していたくらいの人出がありました。そう言えば、分厚いオーバーを着込んだちょっと腰の曲がったおばあちゃんが雪道をよちよちと温泉目指して歩いていたのがとても印象に残っていま

混雑するテントも名物の1つ

混雑すると言ってもキャンプエリアは広いのであまり気にはなりません。むしろカラフルなテントがエリア一杯に張られる様子は「テントの花」として名物にもなっています。みなさんもここでお気に入りのテントで花を咲かせてみてはいかがですか。筆者も緑色のモンベルのムーンライトテントで花ならぬ「葉」を少しだけ茂らせてきましたよ。

雷鳥沢キャンプ場を楽しむために

雷鳥沢キャンプ場には山岳地帯ならではのマナーやルールがあります。自分のためだけではなく次に来るキャンパー、そして環境のために、必ず守りたい点をお伝えします。

希少な高山植物・野生動物を傷つけない

雷鳥沢キャンプ場を含む立山地域は中部山岳国立公園に指定されているエリアです。有名なライチョウだけでなく希少な高山植物もたくさん生息、生育しています。きれいな花を見かけても折り取るのは絶対NG。思い出にするときはぜひ写真で。テントを張る際にも植物を傷めないように細心の注意を払いましょう。

ドローンは使用NG

これだけきれいな風景なのだから、ドローンで空撮できたら素敵だなと思う方もいると思いますが、室堂周辺を含むアルペンルートはドローン撮影が禁止されています。またそれ以外の立山地域も、環境省から「動物へのストレス、落下による植生へのダメージ防止」のため「使用は控えるように」との通達がでていますので、ドローンは使用しないようにしましょう。

ゴミは必ず持ち帰り

高地にある雷鳥沢キャンプ場ではゴミはその場で処理することができず平地に下ろすしかありません。多くの利用者がゴミを残すとその処理の負担は大変なものになります。自分で出したごみは必ず持ち帰りましょう。もちろんゴミのポイ捨ては環境保護の点からも厳禁です。

防寒対策・装備は念入りに

繰り返しになりますが防寒対策はしっかりしていきましょう。服装の点だけでなく食料や携行食も少しだけ余裕を持っていくのがおすすめです。筆者は5月のGWの雷鳥沢キャンプで、晩ごはんにサッポロ一番のインスタントラーメンを一度に2袋食べてもまったく満腹感を得られなかったという経験をしました。

歩行によるカロリー消耗もあったとは思いますが、寒いとそれだけで体の熱量が奪われてお腹がすきます。小腹がすいたなという時にちょっとつまめるチョコレート(気温が低いと溶ける心配もありません)などの甘いものなど、お好みで構わないのでお持ちすることをおすすめします。もちろんキャンプでは食べることも楽しみの一つですからね。

雷鳥沢キャンプ場の生情報!体験ブログで雰囲気チェック

雷鳥沢を実際に体験してきた方の生の情報を見てみましょう。たくさんのキャンプファンが雷鳥沢キャンプ場の体験をブログで紹介しています。その中からいくつかをご紹介しますので雰囲気を感じてみてください。

5月だけど銀世界!春の雪中雷鳥沢キャンプ

筆者も経験した5月のGWの雷鳥沢キャンプの様子です。辺り一面銀世界ですが、たくさんテントが張られているのが分かります。ブログ主さんの服装装備も紹介されていますので、この時期にキャンプを考えている方にはとても参考になるブログです。

NEXT 8月は涼しく爽やかに!ハイシーズンの雷鳥沢キャンプ