最強のパンチ力!?シャコパンチの謎に迫る!

シャコには、補脚と言われるかまのような脚、これが筋肉構造になります。それと、こぶのように膨らんだところ、これが骨格構造になります。これらを使ってシャコパンチの仕組みである、弓矢の原理を使っているのです。

弓矢の原理を使って

弓矢では、丈夫な弓で引き伸ばす力が強ければ強いほど、放たれた矢はすばやく飛び出します。その弓矢の原理を使って、プロボクサーのように速いスピードで強烈なパンチを繰り出します。丈夫な殻やガラスの水槽などは、簡単に砕けてしまいます。

シャコパンチで起きる謎

シャコパンチは、普通では考えられない現象が起きるのです。水中でシャコパンチが放つと、エサや天敵などと対象物との間に泡が発生するのです。これをキャビテーションと言う現象になります。

キャビテーションとは

水の中にものすごい勢いで流れが起こって、その部分の圧力が低下して短時間に泡が発生する仕組みのことを言います。すばやいシャコパンチを放つ時に、周りの水はものすごく速い流れになり、キャビテーションが起きて、ぷくぷくと泡が発生したのです。

シャコパンチに耐えられるのか

シャコ自身、シャコパンチの放つ衝撃に耐えられるのでしょうか。補脚の指節踵という部分は、ボクシンググローブのような役割を果たしているみたいです。当然ですが、パンチを繰り出すたびに強い衝撃がかかると思われます。

バンテージのような

指節踵には、繊維質が重なってできていますので、その衝撃が分散される役割があるそうです。まるで、ボクシンググローブの下に巻くバンテージのようなものですね。その指節踵を含め補脚は、もし仮に損傷しても、脱皮をすることにより元通りになるようです。

NEXT 合戦に集中できる