伊勢海老を美味しく食べよう!人気料理レシピ12選!マヨネーズや出汁の素まで

海老の出汁に加えて伊勢海老の身も入ったとても豪華な出汁巻き卵です。卵が持つふんわりとした食感と甘さに上品で濃厚な伊勢海老の出汁によって、料亭の味に仕上がります。お祝いの席や特別な日の一品にオススメです。

材料

伊勢海老の殻と身を1尾分と卵4個、だしの素6gと水600㏄、味付けには酒と味醂を各大匙2杯、醤油を大匙1杯使用します。伊勢海老は出汁が良く出るよう殻は砕いておきます。盛り合わせに大根おろしや、三つ葉を添えるのもオススメです。

料理レシピ

伊勢海老の出汁を取っていきます。鍋にだしの素を溶かした水を加え、沸騰したら砕いた伊勢海老の殻を加えます。灰汁を取りつつ30分以上煮込み、出汁の色が白っぽくなってきたら味を確認し、濾していきます。より濃厚な出汁にしたいなら、海老の殻を入れたまま冷蔵庫で一晩寝かせましょう。

溶き卵に酒、味醂、醤油と伊勢海老の出汁を加えて混ぜます。玉子焼き器にごま油を敷き、弱火で出汁巻きを焼いていきます。卵を少量入れ、1㎝各に切った伊勢海老の身を入れ巻いていきます。出来上がったら切り分けて器に盛り、薬味を添えれば完成です。

調理のポイント

伊勢海老の出汁をしっかり取り出すことが、味の決め手になります。また、撒く時は焦がさないように火の強さに気を付けて下さい。より上品に仕上げたいなら醤油を出汁醤油や、めんつゆに変えてみて下さい。

伊勢海老は釣りでもゲットできる!

高級食材の伊勢海老は、贈り物で頂くか、思い切って奮発して購入するかしかないと思い込んでいませんか?実は、伊勢海老は釣りでゲットできちゃう魚なんです。しかも、初心者でも十分ゲットできる、気軽に楽しめる釣りが出来るんです。

高級食材を格安でゲット!伊勢海老釣りとは

伊勢海老は堤防付近の消波ブロックがあるエリアの隙間などに生息しています。短めの竿と3本鉤という仕掛け、餌にサバ缶を使って、仕掛けが引っ張られたら少し待ってから引き上げれば伊勢海老は釣れます。初心者でも引き上げのタイミングさえ意識すれば、釣り上げる事は十分可能です。

伊勢海老釣りについて詳しく解説

初心者向けでもある伊勢海老釣りは、うまくいけば高級食材が格安でゲットできる魅力的な釣りでもあります。伊勢海老釣りの重要知識や、仕掛けについて次の記事で詳しく解説しています。伊勢海老釣りに興味があるならば是非参考に読んでみて下さい。

伊勢海老と日本人の歴史

伊勢海老と日本人の関りはとても古く、飛鳥時代にまで遡ります、古くから神事の供物や、位の高い人への献上仏としても重用されていた、縁起物の食べ物だったのです。日本人と伊勢海老とのかかわりについて少しご紹介します。

歴史的な書物にも度々登場

古くは飛鳥時代の書物「出雲国風土記」で「縞蝦」という名前で登場します。その後も平安時代「侍中群要」、「類聚楽雑要抄」にも朝廷や、伊勢神宮への貢ぎ物として贈られたと記録されています。保存上の都合もあり、当時は生ではなく干物の状態で献上されていたようです。

伊勢海老という名前が登場するのは江戸時代

江戸時代に井原西鶴が著した「日本永大蔵」「世間胸残用」において、伊勢海老が大名たちの贈答用にと高値で取引されていたという旨が記されています。伊勢海老は正月の祝いには欠かせない食材という記述も他の書物に記されています。昔から日本人にとって伊勢海老は、特別な御馳走食材だったことが伺えます。

伊勢海老の旨みを楽しもう!

誰もが知っている高級食材の伊勢海老、調べてみると実に様々なレシピがあります。実は簡単で美味しい調理が出来る食材でもあるんです。身の食感を楽しむのもいいですし、伊勢海老ならではの濃厚な出汁も最高です。大きなサイズなら一尾で沢山のメニューを作ることも可能です。是非、伊勢海老を使ったごちそうレシピの数々を味わってみて下さい。

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