淡水のタイ「ティラピア」ってどんな魚?釣り方や料理を紹介

原産地は、ニジェール川水系を中心にアフリカ大陸西部、タンガニイカ湖以北のナイル川水系、中近東になります。比較的穏やかな流れを好み、河川下流域および汽水域や湖沼に多く生息しています。日本では、各地の温泉地などで見られていて、特に沖縄諸島の河川、湖沼に生息が確認されて、生態系をおびやかす存在と問題視されています。

ティラピアの旬・釣れる時間帯

ティラピアの旬は、春が旬と言われています。日本の沖縄以外では養殖ものが一般的で1年中季節に関係なく食べられます。栄養分は、ビタミンとしてはDやB12を多く含まれています。ミネラルは、カリウムが豊富に含まれています。

ティラピアの効能

ビタミンDは、カルシウムの吸収を助けて、骨を丈夫にしてくれます。ビタミンB12は、赤血球の形成に関係していてレバーなどに多く含まれる成分として知られています。カリウムには、体内の余分な塩分を体外に排出することや血圧を正常化してくれる働きがありますので、高血圧や心筋梗塞を予防する働きがあります。

ティラピアの利用法

ティラピアは現在、食用だけではなく医療面からも注目されている魚になっています。現在、ブラジルでは臨床試験が進められている段階ではありますが、重度の火傷など皮膚の再生治療に使われいて、新しい分野で注目を集めています。

ティラピアの釣れる時間帯

沖縄以外では、養殖がほとんどで釣り堀など時間帯に関係なくいつでも釣ることができます。沖縄では、ティラピアの繁殖が激しいので生態系をおびやかしています。基本的に沖縄のほとんどの川に生息しているそうです。

ティラピアの釣り方・仕掛け・タックル

ティラピアは、雑食で口に入るものはなんでも食べます。パンやソーセージなどを釣り針につけるだけで釣ることができます。どのエサでも釣れる魚なので、ルアーで狙うことでゲーム性があって人気です。

仕掛け

ティラピアの仕掛けは、シンプルなものになります。メインラインとルアーの間にリーダーを入れた簡単な仕掛けになります。リーダーとは、メインラインの弱点を補うものです。リーダーがあればショックを吸収して、簡単に切れるのを防ぐことができるからです。

タックル

ティラピアは、大きさに幅がありますので余裕を考えて、バス釣りで使っているタックルが適しています。ロッドやリールに関しても、大型のティラピアに対応するためにも十分耐えられるバス用のものをおすすめします。
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