ハクキンカイロの使い方や仕組み解説!経済的でエコな魅力をたっぷり紹介!

本体の中央部分にカイロを入れるポケットが付いており、斜めがけしたり腰に巻くことにより背中や肩・腰を温めることができる商品です。固定はマジックベルト方式なので体型や着ける部位に合わせて自由に装着できます。

体に装着したまま作業ができるので、冬場の通勤通学だけでなく冷え性の方が自宅で使用するのにもおすすめです。またカイロだけでなく保冷剤を入れて使うこともできますので、夏の暑い時期に体をクールダウンさせる目的でも使用可能です。

  • 商品サイズ:ウエスト約60〜100cmに対応
  • 材質:ポリエステル100%(本体)、ナイロン100%(前あて起毛)、ポリエステル100%(前あて)

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名前の通り本来はこのライターの補充用オイルを持ち運ぶための商品ですが、カイロの用としても使用できます。内容量は約8mlなので満タンに補充することはできませんが、このタンク分だけでもおよそ8時間の保温が可能なため通勤・通学や外出時の予備としては十分でしょう。

  • 本体サイズ:約直径20x70mm
  • 容量:約8ml
  • その他:キーリング・レバーナスカン付き

ハクキンカイロを上手に使うコツ

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触媒燃焼なので発熱はするけど安全に持ち運べ、しかもメーカーの永久保証まで付いているハクキンカイロですが、当然のことながら間違った使い方をしたり最小限のメンテナンスを怠っていると怪我や故障の原因になってしまいます。ここではこの商品を上手に長く愛用するためのポイントを解説します。

火は使わないがやけどには注意

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前の章でもご説明した通りこの商品で火を使うのは使用前に化学反応を起こさせる時だけで、使用中に火を使うことはありません。しかし温まるために使うアイテムなので燃料のある間はずっと発熱しており本体は熱くなっています。

使用中は必ず付属の袋に入れて使うようにし、途中で本体の蓋を開けたり火口に触るようなことは絶対にしないでください。特に火口は高温になっているので素手で触るとやけどをする危険があります。

燃料の取り扱いは十分気を付ける

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使用する燃料のベンジンは可燃性の液体ですので、注油する際にはまわりに火の気の無い場所で行うようにしてください。ベンジン容器の保管も同様です。また使い方の章でもご説明したとおり点火時の事故を防ぐためにも、注油後は本体に余分なベンジンが残って無いか必ず確認してください。

火口は定期的な交換で不具合防止

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交換せずに使い続けた場合、温かさが弱くなったするので定期的に交換することが必要です。頻度は使い方にもよりますが本来の性能を維持するためにメーカーでは1シーズン毎の交換を推奨しています。値段も800円ほどですので快適に使い続けるためにも定期的な交換をおすすめします。

火口

ハクキンカイロ 換火口 1個入

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スタンダード、ミニのほかPEACOCKや3Rにも対応する純正の交換部品です。交換に工具は必要ありませんが付いているプラチナ触媒には素手で触れないようにしてください。触媒に手の油脂が付着すると触媒の反応が悪くなり、温まりにくくなったり寿命が短くなったりすることがあるので注意が必要です。

  • 商品サイズ:50x40x15mm
  • 入り個数:1個
  • 材質:火口(真鍮)、触媒(プラチナ/ガラス繊維)
  • 適合機種:PEACOCK、3R、mimi、STANDARD

ハクキンカイロで困ったときの対処法

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カイロを毎日使用している間には、ちょっと気になる事や思いもかけずトラブルに遭遇してしまうようなこともあるかも知れません。燃料の臭いが気になる・水の中に落としてしまった・温まりが悪い、そんな困った時の対処方法をご紹介しましょう。

オイル臭が気になるとき

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もし燃料にホワイトガソリンを使用している場合はメーカー指定のベンジンに切り替えてみてください。ホワイトガソリンは安価ですし、ランタンなどのキャンプ用具の燃料と共有されている方もいるかと思いますが臭いは強めです。

それでも気になるようでしたらZIPPOのオイルを試してみてください。価格的には若干高くなりますが指定ベンジンよりもさらに臭いが少なくなっているのでハクキンカイロでの利用者も多くおすすめです。比較的入手がしやすいのもいいところです。

水没してしまったとき

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万が一水の中に落としてしまったら、慌てずにまず火口をカイロから取り外しましょう。取り外した火口をドライヤーを使い少し離したところから風を当てるようにして乾かします。また本体のタンクに入っている綿については、火口を取り付ける入口付近を先ほどと同様に乾燥するまでドライヤーで乾かします。

タンクの中に入っている綿はベンジンが十分浸み込んでいれば問題無いので、入口付近の綿が乾いたら火口を取り付けて発熱するか試してみてください。これでも温かくならない場合は火口を交換し再度試す事になります。

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