下かご式にした場合は、カゴにおもりがついているので不要ですが、上カゴ式の場合は仕掛けの一番下におもりを付けます。重さはナス型の3号から10号くらいのもので、扱いやすいものであれば大丈夫でしょう。
コマセ
サビキ釣りで使うエサは、コマセという大量の小さなエビです。バケツなどにコマセを入れておき、スプーンですくってカゴに入れるだけでセット完了です。冷凍されたブロックで買うとすぐには使えないので、バケツに海水を汲んでその中に入れておくと溶けやすいです。
おすすめのサビキ仕掛けと釣り方①
下カゴサビキ仕掛け
おもり付きのカゴを仕掛けの一番下にセットした一番オーソドックスなサビキ仕掛けです。一番下にあるカゴにマキエを入れ、仕掛けを底まで沈めます。下カゴ式の場合は、仕掛けを沈めるとすぐにコマセが出るので竿を振ってコマセを撒き、仕掛けを下げてアタリを待ちます。何度か繰り返してもアタリがないようであれば、魚がいるタナからずれている可能性があるので探るタナの深さを変えてみてください。サビキのターゲットであるイワシは表層、サバは中層、アジは底のほうにいることが多いので是非参考にしてみてください。
おすすめサビキ仕掛けと釣り方②
上カゴサビキ仕掛け
上からエサを巻く上カゴ仕掛けは、竿をあまり動かす必要がなく深いタナを狙いたいときにはおすすめの仕掛けです。仕掛けの上で放出されたコマセは、ゆっくりと沈みながら仕掛けの針と同調していきます。下カゴでは狙えないような深い所でもしっかりとコマセを出せるのが、上カゴの特徴です。ただ上カゴ式の場合、カゴとおもりの二か所に支点ができるため、キャストするときに仕掛けが絡まることがあります。初めての方やお子さんには慣れるまで扱いにくいかもしれません。