ハリスの結び方特集!ハリ、サルカン、幹糸への結び方を動画付きで解説!

ハリスの結び方3. 幹糸

幹糸とハリスの結び方を2つの用途に分けて、4種類ご紹介します。それぞれにどんな特徴が有るのか、難しさはどうかなども併せて解説していきます。結び方については実際の動画を掲載しましたので、見ながら一緒に実践してみて下さい。

幹糸へのハリスの結び方① エダスとして

幹糸に対して、ハリが一本の場合は後述します。ここでは先端のハリまでの間に何本か横にハリスを出す場合の結び方についてご紹介して行きます。一般的には胴突き仕掛けと呼ばれる事が多いですので覚えて置いて下さい。

エダスとしてのハリスの結び方1. 輪なしの結び方

幹糸から直接ハリスを何本か出して先端にハリがついていると言う状態の結び方を説明します。8の字ノットとも呼ばれている結び方でハリ数が多くても対応出来るのでいろいろな釣り仕掛けに利用されています。

輪なしの結び方の特徴は?

この結び方はハリスの長さを自由に調整出来る事とハリスとハリスの間隔を等間隔に出来る事が最大の特徴です。結ぶ工程が2つに分かれているので、ハリスの長さが状況に合わせて自由に調整出来ますのでかなり便利に使えます。

輪なしの結び方の特徴① 強度

ロッククライミングのロープワークでも使用される程ですので、強度は充分有ります。結ぶ時しっかり締め込んで結び目を小さくする事で水の抵抗を受けにくくします、これによって強度も高まりますのでコツとして覚えておくと良いでしょう。

輪なしの結び方の特徴② 難易度とスピード

ポイントは作成前に目標のハリスの間隔と長さを決めておく事です。後は8の字に巻いて締めてハリスの長さを確認しながらハリスを結束していきます。ハリスの長さも、ハリスを出す位置も定規などを置いて測りながら作業すると良いでしょう。キレイに仕上げるには若干時間がかかります。

輪なしの結び方の実際の結び方は?

太い糸を使って見やすくしてくれてますので非常にわかり易い動画です。実際の仕掛けを作る時は先程申し上げたように、定規やメジャーなどで確認しながら作業すると、ご自分のイメージした通りの完璧な仕掛けが出来ますので挑戦してみて下さい。

エダスとしてのハリスの結び方2. 輪ありの結び方

次は幹糸に輪っかを作ってハリスを結んで行く方法を紹介します。大物を狙う場合ですと太い幹糸と太いハリスを使いますので、ハリスが幹糸に絡む事はあまり無いのですが、小物狙いの細いハリスを使う時は輪っかが有った方がハリス絡みが少なくて便利です。

輪ありの結び方の特徴は?

ハリスの交換や絡み防止に効果的な結び方です。根掛かりや魚にハリを飲み込まれた時などでハリやハリスをロストした時でも、新しいハリとハリスを結べば良いので、仕掛け全体を幹糸から作り直すこと無く釣りが出来て現場では非常に便利です。

輪ありの結び方の特徴① 強度

この結び方は幹糸のみを使って輪を作りますのでハリス以外、幹糸に結束部は何処にも有りません。もともと一本の糸ですから強度が落ちる事は有りません。ハリスとの結束をしっかりする事がポイントになります。

輪ありの結び方の特徴② 難易度とスピード

難しいかとどうか問われれば、難しくは無いですが慣れないと簡単では無いです。と言う答えになってしまいます。ここまで紹介して来た結び方よりは若干面倒に感じると思います。ですが、輪っかが有ると利点が多いので頑張ってマスターして欲しいです。

輪ありの結び方の実際の結び方は?

この動画ではゆっくりと輪っかの作り方を解説してくれますので、見ながら一緒に作ってみる事をおすすめします。輪っかの利点はお話しました。シロギスの投げ釣りやアジ、サバなどのサビキ釣りの時などフグの猛攻に会ってハリだけ噛み切られたりしますが、そんな時でも簡単にハリを付け替えれるので覚えておくと便利です。

幹糸へのハリスの結び方② 先バリとして

さて、いよいよ結び方の終盤になりました。幹糸からサルカン、そしてエダス、最後に先端のハリとハリスとなる訳です。幹糸とハリスを直接結ぶ方法を2つ紹介します。どちらももっとも代表的な方法ですが、簡単ですのでご心配無く。

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