もふもふの見た目で大人気!アンゴラウサギの生態や飼い方まとめ

アンゴラウサギは、上質な毛が取れることで以前は毛皮が手袋やマフラーに使われていました。しかし、もふもふの毛が話題となり、今やペットとして大人気となっています。この記事ではその生態や飼い方を徹底的に紹介していきます。

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車中泊できる車で色んな所に旅に出たい今日この頃。綺麗な景色をみるのが好きです。

アンゴラウサギとは?

アンゴラウサギはカイウサギの一種で全身の毛が長いのが特徴のウサギです。その毛は織物の材料としても非常に人気が高いです。採毛の為に毛が長く伸びるように改良されていて世界各国で独自の品種が作られていました。

世界一毛の長いウサギ

アンゴラウサギは世界で一番毛が長くなるウサギと言われていて、毛が伸びすぎると見た目がももふもふとした毛玉の様になります。長くてフワフワとした綺麗な毛が特徴的なウサギで、比較的サイズが大きいウサギです。

可愛らしい見た目でペットとしても人気に

その可愛らしい見た目や長い体毛を生かした見た目のアレンジが可能な事から、SNSなどでも写真の投稿が多くありペットとしても人気も高まっています。

ウサギは他の動物とは違い鳴く事がなく静かなのでアパートなどでも隣人に迷惑をかけずに飼えるのも人気の一因です。可愛らしい動物について興味のある方はこちらの記事も合わせてお読みください。

一般的なウサギとアンゴラウサギとの違い

一般的なウサギとは違って採毛用に毛が長く伸びる品種の為、小型のウサギと比べると多少見た目や大きさが異なっています。また体毛が普通よりも長く伸びるのが特徴で毛の増減次第で見た目が大きく変化します。

大きさ

大きさは品種ごとに変わってきますが体長約40㎝で、一般的なウサギに比べると少し大きめのサイズになっています。また、毛量が多いウサギなので毛が伸びた状態での見た目は実際の体長より大きく見えてしまいます。

重さ

小型のドワーフウサギなどは体重約1㎏程度まで成長しますが、アンゴラウサギは約3㎏で大きい種類だと4㎏を超えて成長する品種もいます。また体毛の長さがとても長いので毛の量によっても重さの多少の増減があります。

寿命

3dman_eu / Pixabay

寿命は一般的なウサギと同様で平均して5年前後で個体によっては10年以上も生きるものもいます。ウサギはデリケートな生き物なので毛の手入れをきちんと行い病気や怪我に注意して大切に育てることが長生きの秘訣です。

アンゴラウサギの種類

採毛の為に様々な国で研究や改良がされた事から多くの品種が存在します。本来はペットとして飼う目的の品種として開発されているため、家庭での飼育も可能で現在はペットとしての需要も高まっています。

また品種によって色のバリエーションや大きさが異なっています。

イングリッシュアンゴラ

イングリッシュアンゴラは他の品種と比べると体が小さく、丸い頭と耳の先に生えた飾り毛が特徴のウサギです。

ふわふわとした長毛に覆われていてぬいぐるみの様な見た目が特徴でおっとりとした性格をしている為、ペットとして飼う人が多い人気の品種です。

フレンチアンゴラ

フレンチアンゴラは頭が楕円形で体の毛は比較的短い品種です。体全体が固めの毛で覆われていて、柔らかい下の毛を覆っているので他の種類に比べると毛が絡まりずらいのが特徴です。

他の品種と比べると大き目の品種で体長は3.5~4㎏に成長します。

サテンアンゴラ

1970年代後半にカナダで突然変異種として偶然生まれた毛の長い品種にフレンチアンゴラを交配して生まれた品種です。顔や耳の先端に少し長めの飾り毛があり、その毛並みはサテンの様に美しく輝いているのが特徴です。

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