お腹に蜜を貯蔵するミツツボアリ!その生態と天然スイーツと話題の味をご紹介!

捕まえた蟻のお腹だけを噛んでちぎり、スイーツ感覚で楽しんでいます。蟻にとって貯蔵蟻の個体数を減らすアボリジニーは天敵と言えるでしょう。

ツノトカゲも天敵に!

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土を掘り返し、仲間を捕まえて食べてしまう人間ももちろん天敵ですが、ツノトカゲという爬虫類も蟻にとって天敵です。

蟻を食べる事で蟻酸を摂取し、身を守るための成分を作り出しています。身体にはたくさんのトゲトゲがある事がわかるでしょう。犬などに襲われると目から血を噴射させて追い払います。

ミツツボアリは高度な社会性を持っている

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一般的に見かける事が出来る蟻と同じ様に、高度な社会性を持っているといえます。理由として、はじめに女王蟻が何匹も集まって巣をつくり、働き蟻をたくさん生みだします。

女王蟻は働き蟻達の数が多くなってから、蜜を貯め込む「貯蔵蟻」を生みだすと言われています。

蜜をためるという戦略は生き残るための選択

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一生のほとんどを巣の中で動かずに過ごす貯蔵蟻ですが、環境に合わせて進化したと考えられています。

食料を貯えなくては生き残れないほどの過酷な環境下で種族が残るための手段として「貯蔵蟻」が生まれたと考えられるのではないでしょうか。

高度な社会性はアリやハチが持っている

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蟻や蜂は高い社会性を持っている事が分かっています。

どちらも、巣を作り出した一匹を中心とした社会が作られており、働くもの、幼虫の世話をする役目、食料を集める役目といった、さまざまな仕事を担って生活している事がわかります。人間の感覚に近いと言えるでしょう。

最強といわれるアリがいる

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世界には蜜を蓄える蟻以外にも、さまざまな蟻がいます。中でも最強という呼び声も高い蟻の4つの種族をご紹介します。

蟻の社会性を持ちながら、最強と呼ばれている蟻とはいったいどのような蟻なのでしょうか。興味のある方はぜひ図鑑などでも調べてみて下さい。

パラポネラ

パラポネラは弾丸蟻とも呼ばれている最強と謳われる蟻です。昆虫が登場する漫画などで、名前を知ったという方も多いのではないでしょうか。

毒針を持ち、刺された場合丸一日痛みが続きます。熱帯雨林に生息しており、大きさも2.5cmと日本の蟻とは比べ物にならない程大きい蟻です。

ディノポネラ

世界最強の蟻ではないかと言われているのがディノポネラです。研究が進められていますが、大きさはパラポネラと同じく2.5cmもあります。

のこぎり状の強靭なアゴと、強い毒性を持っており、刺されると発熱や酷い痛みに苦しむ事になるでしょう。

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