電車結び大特集!結び方と併せて、強度や難易度などの特徴も解説!

電車結びの結び方: 手順①

出典:PhotoAC

上図のとおり、結びたい2本[赤と白]の糸を、両者の端間隔を15cm程にして並行に揃えます。

電車結びの結び方: 手順②

出典:PhotoAC

上図のように、赤糸の端を持って赤糸と白糸の手前で下から上に向かって時計回りにぐるっと一周ル-プを作ります。

電車結びの結び方: 手順③

出典:PhotoAC

上図のように赤糸の端を持って、最初につくったル-プの範囲内にて、赤白2本の糸を一つとみなし、その背面側から手前へくぐらせるという動作を3~5回ほど繰り返し、最後に巻きつけを軽く締めて終わります。すると各結び目のところで3~5個のコブができたように見えます。

電車結びの結び方: 手順④

出典:PhotoAC

上図のように、今度は白糸の端を持って上から下へ向かって、やはり時計回りにル-プを作り、上記手順②と手順③と同じことを対称的な形で繰り返します。こちらも最後は、巻きつけを軽く締めます。

電車結びの結び方: 手順⑤

出典:PhotoAC

最後に結び目を少し濡らし、赤糸と白糸を左右にゆっくりと引っ張り締める。余分な糸は切り取って完成です。注意点は、締め込む時は徐々に力を加える点と、最後のカットは先端を長めに残すことです。いきなり力を入れて締め込むと切れる恐れがあります。又、ギリギリにカットすると、締め込みが緩い場合はスッポ抜けることがあります。

もっと詳しく知りたい方はこちらもご覧ください

電車結びはPEラインでも使える?

stux / Pixabay

現在釣り糸の中でも主流をなしよく使われるPEラインと電車結びは相性が悪いと言われますが、両者を組み合わせて使える場面はないのでしょうか?そのあたりを少し説明しておきたいと思います。

PEラインのメリット

出典:PhotoAC

ここで少し「釣り糸素材」の話をします。現在では、以前主流だったナイロンやフロロカーボン素材のものに代わって、「PEライン」が主流になっています。これは、ポリエチレン[Polyethylene]素材の細い糸を数本編み込み作られる撚り糸です。

他素材の釣り糸に比べ多くのメリットを持ちます。まず、ナイロン糸と比べ約3倍程の強度があるなど、現在の釣り糸の中ではダントツの強度を誇ります。又、強度が強い分細い糸を選択することも可能となります。さらに、伸びがほとんどないことから、「高感度で吸水性がなく紫外線劣化も極めて低い」というメリットも持ちます。

PEラインのデメリットと電車結びとの相性

出典:PhotoAC

一方、デメリツトですが、耐摩耗性が極端に低く、引っ張ってもなかなか切れないものの、キズにより簡単に切れてしまうことです。「電車結びとPEラインの相性」という視点で見ると、先述したように電車結びでは、「結び目が大きくなりやすくここで切れやすい」というデメリットがあることを考慮すると、相性はあまりよくないようです。

逆にPEライン側から言えば、「FGノット」や「ミッドノット」など摩擦系ノットと呼ばれる、 非常に高い結束強度をもち結び目がコンパクトな結び方が合っていると言えます。但し、この結び方の難易度はやや高く、釣り初心者向きとは言えません。

NEXT 結局、電車結びは初心者向けでベテランには不向き?