身の詰まった大物は、塩茹でにすることで、イシガニ本来のうま味を楽しめます。作り方としては、まず、鍋にカニが隠れるくらい水をはり、水に対して３～４％の塩をいれます。そして、カニを入れてから火を入れ湯を沸かします。沸騰したらそのまま中火にして15分茹でましょう。茹で上がったらカニを鍋から出し、ザルにあげて自然に冷やしましょう。お皿に盛り付けたら、レモン汁などをかけてお召し上がりください。なお、鋏の部分が硬いので、調理用のハサミを使うとよいでしょう。
その他イシガニのレシピ②：蒸し
蒸しでもその身を美味しく頂くことができます。まず、生きている状態ではカニが蒸し器の中で暴れてしまうため、「活け締め」を行います。真水に30分程つけるか、冷蔵庫に入れ、凍らない程度に冷やしましょう。まだ生きている可能性がある場合は、輪ゴムやひもなどで固定しておきましょう。水できれいに洗ったら、お湯を張り沸騰させた蒸し器の中へ入れましょう。このとき、お腹が上になるようにして入れるのがポイントです。弱火～中火で15分程蒸し、甲羅の色が鮮やかな赤色に変わったら蒸し上がりです。塩ゆでと同じように、自然に冷まし、お皿に盛り付けましょう。なお、イシガニは体内に塩分を含んでおり、茹でるより蒸した方が味が少し濃くなるので塩を加える必要はありません。
その他イシガニのレシピ③：パスタ
おしゃれにパスタにしてみてはいかがでしょうか？こちらはトマトクリームパスタの作り方になります。まずはカニの殻を外し、一口大に切っておきます。次にフライパンににんにくを入れ、オリーブオイルでじっくりと炒めます。カニを加えたら、強火で一気に炒めます。色が赤くなったところで、トマトの水煮缶を加え煮込みます。生クリームを加えさらに煮込んだら、茹でたパスタを入れソースとよく絡めます。最後に塩、コショウで味を整えたら、お皿に盛り付け完成です。
まとめ
いかがでしたか？今回はイシガニの生態や釣り方、調理方法などについてご紹介しました。少しは参考になりましたでしょうか？イシガニはどこにでもいる身近なカニで、釣るのに特別な道具も必要としません。また、小さなお子様でも簡単に釣ることができるので、ご家族で海に遊びに行かれた際は、イシガニ釣りを楽しんでみてはいかがでしょうか？
