PEライン専用のスプレーがあり、フッ素による滑りが良くなり、飛距離がアップし、キャストの繰り返しによるラインの痛みやガイドの損傷を抑えます。またスピニングツールのバックラッシュが起きにくくなります。
エギングのリーダー
PEラインは体毛性が弱く、障害物でラインがずれるのを防ぐため、ショックリーダーを付けます。PEラインの先にフロロカーボンをとりつけます。直径で1.5,1.75.2.0,2.5号とあります。(0.165-.265m/m)、PEラインに合わせて選びます。結ぶ長さは3mぐらいです。今はエギ専用のフロロカーボンのリーダーがあります。
- PE0.4号の場合1.5号
- PE0.6号の場合1.75号
- PE0.8号の場合2.0-2.5号
エギングのエギ
エギはいろんな色と大きさの号があり、ターゲットのイカの種類や天候、水面状態、時間帯により使い分けをします。釣れない場合やアタリがない場合は合うエギを使用することでヒットする確率は上がります。
構成
- シンカー プラスティック素材の重しです。タングステン使用のエギがふえてます。
- カンナ(フック) イカを引っ掛ける針です。
- ボディ 木や樹脂を使用していて上地に模様の入った布をまいています。
色の選び方
最初は下記3種類をそろえて、徐々に食いつきを見て増やしていくのが良いでしょう。
- オレンジ系 雨天時、濁りが多い水質、イカの活性が高い時
- ピンク系 曇り、濁りが強い時、活性の高い時
- グリーン系 晴天時、濁りが弱い、活性が低い時に使用します。
時間帯は朝/夕は派手なカラーのピンク、オレンジです。日中き逆にグリーン系のおとなしい色が効果的です。夜もピンクオレンジ系の派手なカラーが適しています。
号数の選び方
水深によるエギの推奨サイス゛サイズは2.5号、3号、3.5号、4号の4種類は揃えておきましょう。号は長さをあらわしています。2.5号=2.5寸の事です。寸=3.03cmです。
- 水深 3~4m以下 2.5号
- 水深 4~5m以下 3号
- 水深 5~8m以下 3.5号
ターゲットのイカと推奨号数
- アオリイカ、コーイカ 3~3.5号
- スルメイカ、ケンサキイカ 2.5~3号
- ヒイカ、ヤリイカ 1.5~む2.0号
水深とエギのタイプ
- 水深が浅い場合 シャロータイプ ゆっくり沈みます。
- 水深が深い場合 ディープタイプ 早く沈みます。
エギングの仕掛け
エギングの仕掛けは基本ロッド、ライン、リールとエギで楽しめます。基本はロッドは8フィート程度のスピニングロッドを使います。ライン(道糸)はPEライン0.6~0.8号、リールは中型のスピニングリール2500番~3000番です。糸の結び方は仕掛けをするのに重要てすので、下記に説明します。
道糸と糸(リーダー)との結び方
道糸とリーダーの結び方は色々ありますが、その中でも強固に結ぶことで有名な結び方を2ツ紹介いたします。これをマスターすれば、エギングの仕掛けは完璧です。まずは簡単な方の電車結びを覚えましょう。
電車結び(ユニノット)
- 結ぶ糸のむ両端を10~20cm重ねます。
- Aの端でBの手前にループを作ります。
- Aの端をループの中に通し4~5回巻き付けて軽く締めます。
- Bの糸をAと同様に巻き付けて軽くしめます。
- ABの端を引っ張ってしめます。
FGノット
- PEラインをリーダーに15回程度巻き付けます。
- 編みつけ部分を編み込んで寄せます。
- 1回ハーフヒッチした後リーダーとPEラインを締め込みます。
- PEラインの端でPEラインとリーダー2本まとめて、ハーフピッチで3回程組み込みます。
- 余分な橋をカットして完成です。
- スナップスイベルにリーダーを通します。
- リーダーを少し戻して輪をつくります。
- 5回程リーダーに巻いて先を輪に通します。
- 余った先をカットします。
エギングのタックルのまとめ
エギングのタックルはシンプルですが、釣果を上げるには使用するエギを色々環境にあわせるのが大事です。イカの種類による水深の違いや、水白の白濁状態、天候により変わります。言い換えれば色々楽しむことのできる釣です。