ビッグベイトロットの選び方
ビックベイトの重量にあわせたロッドの選択が必須
ビックベイトロッドといっても、ルアーの重さも種類も様々です。ジョイクロ、ガンタレル、ブルシューター、ネゴシエーター、ヒラクランクギル、バスロイド、マザーなどがあげられます。ビックベイトだけでも28g~196gと重量幅があり、使用するルアーの重さにあった竿を選ぶ必要があります。ロッドにも種類があり、投げらるルアーの重量が設定されています。ロッドの適正重量外のルアーを投げることは、操作性が悪くなるばかりか、ロッドが破損してしまう危険があります。おおきく重さのあるビッグベイトを使用するので、自分の投げたいルアーの重量にあったビッグベイトロッドを選択していくことがまず一番重要です。
美しいビッグベイト、リアルな造形が魚も人も魅了する
魚がおもわず反応するリアルなビッグベイト
ロッドの硬さパワーを選択する
基本的に、ルアーはロッドの反発力を利用します。ロッドを振った時にルアーの重みで曲がったロッドが真っ直ぐに戻ろうとする反発力でルアーを弾き出すといったイメージです。この感覚は、カチカチに硬いロッドよりも、柔らかいロッドの方がよりハッキリと身体で感じ取ることができますし、キャスティングの基本の1つとなります。XHとはいっても最初の1本はガチガチに硬いものを選ぶ必要はありません。ルアーを投げ出す感覚を養うためにもまずは初心者はMLからMあたりで使用してみることもおすすめします。またロッド自体が重くなちがちなので、疲労軽減やより細やかなキャスティングのためにも、軽いものを選ぶこともポイントです。
ロッドの硬さは以下の表記に分類されます。
UL :ウルトラライト
L :ライト
ML :ミディアムライト
M :ミディアム
MH :ミディアムヘビー
H :ヘビー
XH :エクストラヘビー
大きく重量のあるビッグベイトをのキャスティングにはXHエクストラヘビーを選択したいところです。ULから順にXHが一番硬くなります。なお、MMHとかXXHなど、さらに細かく分類される場合もありますが、基本的には段階で表記されるのが一般的です。ここで注意したいことは、パワー表記に関してはあくまで各ロッドメーカーでの自社による基準で表記されています。ですので、各社同じ硬さの表記であっても、硬さに違いがあります。
ロッドの長さを選択する
ランカーを狙うはボートだけではありません。オカッパリから狙うことはありますので、どのシーンで使用するかもロッド選びの際に考慮すると良いでしょう。それぞれのシーンから取り回しのしやすい長さを選ぶことはとても重要です。また7ft以下のショートロッドと言われる短いものも、長さが短い分、自重も抑えらるため、女性でも取り回しがしやすいなどの利点があります。オカッパリからだと6ft後半〜7ft後半、狭い場所やバックスペースがない場合やボートに上からだと5ft〜7ftくらいのものがおすすめです。初心者の場合は取り回しのしやすい6ft〜6.6ftくらいのショートロッドから使い始めるのもよいでしょう。
初心者にもおすすめのビッグベイトロッド
SHIMANO シマノ ベイトロッド ゾディアス バス 172H-2 7.2ft
バスフィッシングの本場アメリカと日本でテストを繰り返して開発しています。自重が軽く、操作性に優れキャスティングなどがスムーズに行うことができろことが特徴です。軽量でありながら、パワーもあるため、フルキャストやビッグバスとのパワーファイトでもネジれず、キャスト、アクション、フッキングという一連の動作がスムーズにきまります。軽くてパワーもあり価ロッド性能を根幹から高めるシマノ独自の基本構造スパイラルXを搭載しています。ネジレ、つぶれなど、あらゆる方向に対して、さらなる高強度化を徹底追求しています。低価格帯であるのにかかわらず、タフでパワーがあるので初心者のビッグベイドロッドとしておすすめです。
ビッグベイトロッドおすすめ1
Daiwa ダイワバスロッド ベイト ブラックレーベル 7112XXHRB
無駄な装飾は省き徹底的に機能を追求したモデル。ビッグベイト専用だけではなく、バーサタイルモデルでフィールドを問わず使えるロッドに仕上げています。さまざまなフィールドで活躍するダイワテスター陣が実戦投入し、あらゆる条件下で徹底的にテストをし開発されています。それぞれの現場から厳しい目と意見が注ぎ込まれている本物のバーサタイルロッドとなっています。無駄な装飾が無い分、価格も抑えられているが、しなやかでパワーもある機能美を追求したモデルとなっています。
ビッグベイトロッドおすすめ2
HOOTERS フーターズ ROOTS ルーツ HTRT-B702XH
2ピースロッドなので収納や持ち運びにとても便利です。安価なロッドですが、タフでパワーがありますので気兼ねなくビッグベイトを使用し、フルキャストすることができます。繊細さは感じられませんが、ダイナミックなバスゲームを楽しむことができます。デザインもシンプルが故に、高級感が感じられます。小さなアタリも感じることができ感度も良好です。細かなことですが、ロッドを入れるソフトケースが付いています。また、袋に仕切りがありることで、移動時などでもロッドに傷がつかないようになっている点は高評価です。
ビッグベイトロッドおすすめ3
GAN CRAFT ガンクラフト DEAD SWORD デッドソード KG-00 6-710EXH
これまでのビッグベイト専用ロッドのほとんどのものは、重いルアーをキャスティングする事とリーリング中のバイトをノセる事にコンセプトを置いて開発されています。そのため、インテッドクローを使うとそのテーパーアクションによりS字の幅が狭められてしまいます。高弾性素材を使用することで張りを持たせたガンクラフト独自ののファーストテーパーアクションにより、S字の幅を最大限まで引き出すことに成功しています。S字系ルアー専用に開発されていますので、細かなアクションが付けやすくパワーも十分です。
ビッグベイトロッドおすすめ4
Major Craft メジャークラフト バスロッド ベイト BENKEI<弁慶> BIC-70H
思い切ったコストダウンをしながらも、手の抜かないコスメティックが好印象です。スピニングモデルとベイトキャスティングモデルともに専用設計した軽量化パーツをふんだんに使用しているため、魚のバイトやボトム形状を繊細に手元に伝える高感度設計となっています。ガイドは極小サイズの富士ガイドを使用しています。足が低く、アクション時でも糸に干渉しにくいセッティングです。糸はブランク本体に近づくため、感度がよく、ロッドパワー自体もロスなく針に伝わります。初心者から中級〜上級者まで末長く使用できます。
ビッグベイトロッドおすすめ5
LEGIT DESIGN レジットデザイン ワイルドサイドWSC65XXH
ありそうでなかった6.5ftと短いのが特徴です。キャスティングの精度やルアーの操作性をより重視したモデルとなっています。ショートロッドであることからの取り回しの良さや、感度もよく、パワーもあります。トルクフルでしなやかであり、軽量であるため、キャスティングのブレがなく繊細な操作が可能で、バランスが良く取れた1本です。小型ボートやバックスペースに余裕がない場所での取り回しもしやすいです。身長の低い女性にも扱いやすいビッグベイトロッドとも言えます。ショートロットであるがゆえの素早い伝達速度は、繊細なアプローチに適しています。