ショートロッドとは
取り回しのききやすい7ft以上の釣竿
ビッグベイト用ロッドは、7ft以上の竿が主流ですが、それ以下のものをショートロッドとして扱われます。最近ではロッド生産技術が向上し、長くても軽量なロッドを作ることが可能になったため、ショートロッドは少なくなってきていますが、狭い場所での取り回しのよさや、オーバーヘッドのみならず、サイド、アンダーなどと多彩なキャスティングを行うことができます。長さを抑えた分、ロッド自体が非常に軽く、リールをセットするとタックルの重心が手元へ来るため、腕がまるで伸びたような自然な動きでロッドを扱うことができ、シェイクなど細やかなルアー操作を容易にこなすことができます。
ショートロッドおすすめ
TULALA ツララ PIMENTA ピメンタ 55
特徴は非常に軽快な5.5ftというスーパーショートレングスです。ショートロッドなので、ほかの竿では困難であったポイントでビッグベイトを使用することが可能です。120gまで扱えるパワー設定で、粘り強く、しなやかに曲がるため、高精度なキャスティングおよびルアーの操作性を実現しています。ツララのショートロッドの中でも、特に取り回しやすく多彩なシーンに使えるベイトロッドです。富士のオールダブルフットガイドを使用しているため、短さでも70cm台のナマズ、ライギョでも十分ファイトすることができます。この竿はバットパワーがあるのでオカッパリでのジギングにも使用することもできます。
2ピースとは
タフで収納や携帯にとても便利
ビッグベイドロッド、特にバス釣りルアーフィッシングは、たくさんのワンピースロッドが販売されています。理由としては、2ピースロッドと比べると、継ぎ目がないため、アタリがきたときの感度の良さや、性能が勝るという点が最大の魅力とされてきました。しかし近年、メーカーの生産技術向上によりワンピースロッドと遜色がない性能があり、タフな品質のものが多くなりました。2ピースはワンピースに比べ、コンパクトに収納可能なので、持ち運びしやすく携帯性や収納面で優れていることから人気を集めています。
まとめ
ビッグベイドロッドを選ぶ際のポイントとおすすめのロッドを紹介しましたが、実際に釣具店を訪れたら、たくさんのロッドがありどれが良いか迷うはずです。迷いながら手にした最初の1本をとことんやりこんでいくこともとても大切です。そうしていくことで、技術の向上につながりますし、もう少しパワーが欲しい、もうすこし柔らかい方がよい、もう少し長い方が良い、または短い方が良いと感じることがでるはずです。その時に次の1本に求めたいものや、次はどうすれば良いのかが決まります。釣果以外にも道具を自分の好みに合うものを探求していく楽しみもまた、釣りの醍醐味です。