釣りの餌のアミエビはいつ使うの?
魚種を選ばず、集魚力に優れているので、まき餌として使われます。サビキ、コマセ釣りなどで使います。釣り餌に使われるアミエビ(ツノナシオキアミ)は、刺し餌では粒アミ、赤アミエビ、コマセではアミエビなどの名称で販売されています。釣り餌アミエビといえば、やはり冷凍ブロックが定番です。レンガとも呼ばれ、大抵の釣具屋さんで取り扱われています。自然解凍での使用がおすすめではありますが、急いでいるときは、海水を少しだけ加えるとよいでしょう。冷凍ブロックのアミエビは解凍すると傷みやすく、ベタつきや臭いも強いので、再冷凍や保管はできません。一人当たり、3キロあれば半日釣りを楽しむ事ができます。
冷凍以外のさまざまなタイプのアミエビ
釣り餌のアミエビも、冷凍ブロック以外に様々なタイプがあります。常温保存ができるタイプや、集魚力のある素材や成分が配合されている配合餌タイプや、チューブやしぼり出しができるタイプなどがあり、それぞれのシーンで使い分けると便利です。また、アミエビ特有の臭いが苦手な方へむけて香り付きのものもあります。
常温で保存ができるアミエビ
解凍の手間や保冷の必要もなく、手軽に使えます。手が汚れないように、絞り出しタイプになっているものもあり、コマセカゴなどに詰めやすいです。また、冷凍ブロックが足りなくなったときの予備として持っていくと余れば次回に使うことができ無駄がなくおすすめです。
マルキュー(MARUKYU) ハイパワーアミエビ
アミエビの濃縮エキス配合の配合エサで集魚力は抜群です。常温のウエットタイプです。絞り出しタイプで使いやすく餌入れの時に手が汚れにくく、安心して使えます。解凍せずにそのまま使える常温製品ですので、冷凍ブロックの予備として持っていくのがおすすめです。
山竹 釣エサ 純なま アミエビ 中 マキエ
こちらはアミエビ100%の常温製品です。解凍する手間が省けますのですぐ使える事がメリットです。好みのパン粉や集魚餌などの配合餌を混ぜて使うのがおすすめです。高温多湿の時を除けば2〜3ヶ月持ちますのでストックしておく事もできます。
香り付きのアミエビ
アミエビ特有の生臭いにおいが苦手な方に、なんと、フルーツの香りがつけられていて、アミエビ特有のにおいが気にならないようように配慮されているものもあります。釣りデートや、ファミリーフィッシングや女性にもおすすめです。フルーツのにおいがついていても、釣果にも影響ありません。
マルキュー(MARUKYU) アミ姫 600g
香り付きタイプでは売れ筋商品です。キャップを開けて絞り出すだけで使えます。アミエビ配合エサです。フルーツ系の香りがついており、アミエビ特有のにおいが苦手な人も抵抗なく使えます。アミエビの粒がしっかり残っており、集魚力にも優れています。
アミエビに配合してオリジナルコマセを作り
アミエビに混ぜ込むことで、さらに釣果アップにつなげることができるアイテムです。キラキラと光る素材が入っているものもあるので、魚の反応をさらに良くし、集魚力を高めることができます。使い方も解凍したアミエビ に混ぜ込むだけなので、簡単に使うことができます。また、何を混ぜるかというところも釣果につながりますので、こだわりの配合をいろいろと試すのも良いでしょう。
マルキュー(MARUKYU) アジジャンボ
キララと呼ばれる、キラキラ光る素材が配合されており、強力な、集魚力を発揮します。アミエビと混ぜて使うとさらに効果的です。商品名のとおり、アジをぐんぐん引き寄せます。 堤防や波止からの各種アジ釣りにおすすめの商品です。サビキ釣り、カゴ釣り、ウキ釣りに効果抜群です。中身がこぼれるのを防ぐ、チャック付きの袋も便利なポイントです。
ダイワ アミノX4倍こませグレ
アミノ酸、乾燥オカラ、菓子粉、ニンニク粉末、ウイキョウ粉末など、いろいろ配合されていますが、旨み成分であるアミノ酸がたくさん配合されており、グレ(メジナ)を強烈に引き寄せます。もちろん、グレ以外の魚の反応も良いです。解凍したアミエビ に混ぜ込んだあと、空袋を計量カップがわりに利用して海水を足すだけです。まとまりがでますので、遠投にも向きます。オキアミ3キロに対して1パック使用します。コンパクトで携帯にも便利です。
冷凍アミエビを詰めるのに便利なグッズ
第一精工 すいこみバケツ
一見するとただのプラバケツに見えますが、中を覗くと底面が少し上げ底になっていて中心部にコマセカゴより大きめの穴が空いておりその穴の中心に三股にわかれた溝がついている構造をしています。ここにアミエビと海水を入れ、じゃぶじゃぶとコマセカゴを上下に動かすと水流によりポンプ作用でコマセカゴにアミエビが入ります。手が汚れずアミエビが詰めれます。ただし、長い間海水につけていると、アミエビがふやけて浮きやすくなったり、海中でばらけやすくなってしまうため、解凍量を調整しましょう。
第一精工 突出しスコップ
スコップの底が平面なので、プラスチック製カゴにアミエビを入れる時に使いやすいです。レバー付きのスコップですので、アミエビをすくってレバーを前に突き出すだけで、簡単に素早くアミエビををカゴに入れる事ができます。凍ったオキアミも簡単に砕く事ができます。手に匂いもつきますし、なるべく触れずにすめば竿も汚れないので1つ持っていくとおすすめです。
まとめ
釣り餌のオキアミはナンキョクオキアミ、アミエビはツノナシオキアミ というプランクトンを指し、食品として流通しているのは、アミエビは、エビの仲間のアキアミとそれぞれ別種であることに驚いた方も多かったのではないしょうか?エビに似ているのに、エビではない、アミエビ、なんだか頭が混乱しそうですが、違いを知り上手に選んで釣果アップにつなげましょう。