ウェーディングシューズの特徴とは
川や沢の中を安全に歩くために作られたシューズです
ウェーディングシューズとは川の中や沢の中を歩くために作られた靴のことです。水の中を歩くため、靴の中に水が入ってもすぐ水が抜けていく排水機能があり、そのような素材で作られます。また水の中の石はぬかるんでいるため、そういった状況下で滑りにくいよう靴底にはラバー等の素材が用いられています。
ウェーディングシューズの種類
どんな種類があるのか
ウェーディングシューズにも様々な種類があり足場の悪いところ等でも危なくないよう丈夫な設計のものもあれば、歩きやすさを重視した靴底が柔らかく履きやすい設計のものまで多岐にわたります。ここからは、多くの種類があるウェーディングシューズの選び方についてご紹介します。
ウェーディングシューズの選び方①使用環境から選ぶ
使用環境から選ぶ ウェーダーとの違い
先述した通りウェーディングシューズは川や沢で使用するものですが、同じような用途のものでウェーダーというものがあります。ウェーダーとは同じく川等に入って釣りをする際に使用する、腰や胸元まである長靴のことですが、こちらはウェーディングシューズに比べ機動性に欠くという点が違っています。
こちらの記事でウェーディングの楽しみ方についてご紹介しています。
使用環境の違い ウェーディングシューズを選ぶフィールド
渓流釣りでは藪こぎやヘツリ、泳ぐ必要があるとき等、機動力を求める場面が多々あります。そんなときに、普通の靴のような感覚で使用できるウェーディングシューズが適していると言えるでしょう。山深くに入る渓流釣りに使用する際はウェダーではなくウェーディングシューズを選ぶ方が良いでしょう。
ウェーディングシューズの選び方②ソールの特徴から選ぶ
ソールの違いとは
ウェーディングシューズの種類で最もわかりやすく違いが出るのは靴底の素材です。一般的に「フェルトソール」と「ラジアル(ラバー)ソール」と呼ばれます。名前の通りフェルトソールは底がフェルトに、ラジアルソールは底がゴムになっています。使用シーンに適したソールを選ばなければ、滑ってしまって怪我をすることに繋がってしまうますので、以下のそれぞれのソールのメリットデメリットを押さえて、しっかりと適切なウェーディングシューズを選べるようにしましょう。
フェルトソールのメリットとデメリット
こちらはヌルヌルした川底で滑りにくいという点が最大のメリットです。素材状しっかりグリップが効いてくれる為、濡れた岩・苔の生えた岩や倒木の上など、渓流釣りで出くわす危険な場面でしっかり役に立ってくれるでしょう。デメリットとしてはフェルトが水を吸った後重く、また陸が歩きづらいという点です。