【ニュウドウカジカ・ブロブフィッシュ】世界一醜い生物の生態や気になる味を紹介!

世界一醜いと評されている今回の深海魚以外にも、キモカワ生物は沢山居ます。ブサイクだけどどこか憎めない、気持ち悪いけどどこか可愛い、そんな生物たちを、いくつかご紹介いたします。

ニュウドウカジカ以外のキモカワ生物①メンダコ

タコの仲間であるこの生物は、足と足の間に皮があり、タコ特有の墨をもっていないのが特徴のひとつです。身体がとても柔らかい為に、手に乗せようとすれば潰れてしまいますし、飼育がとても難しい為に、水族館で飼育されても一週間と少し程度しかもたない事が多いようです。見た目に愛嬌があるので、様々なグッズになるなどと、人気があります。

ニュウドウカジカ以外のキモカワ生物②デメニギス

筒のようになっている目と、頭が透明なのが特徴的なこの深海魚。この特徴的な頭部が、初めて発見されたのは2004年で、それまでは傷ついてしまっていた個体ばかりだったので、知られていませんでした。なので頭の部分は傷つきやすいようです。捕食以外では、あまり活発に動くようなことは滅多になく、深海を浮遊するように生息しています。

ニュウドウカジカ以外のキモカワ生物③ダイオウグソクムシ

最大で50cmにもなる、この大きなダンゴムシのような生き物は、世界最大の等脚類の一種です。しっぽの尾びれでひっくり返って泳ぎます。敵と遭遇すると、ひっくり返らずに泳いで逃げたり、ダンゴムシのように丸くなって身を守ろうとすることもあるそうです。

キモカワ以外も!コワイ深海生物紹介

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ニュウドウカジカの住む深海には、まだまだ未知の生物が沢山います。こちらでは、見た目などが、とっても怖い深海生物をご紹介しています。まだまだ知られていない生物の多い深海ですが、分かっているだけでも、さまざまな生物が居て、とても奥の深い世界ですよ。

オニイソメ

海底の土に身を潜め、触覚に獲物が触れると、飛び出して獲物を攻撃します。かなり鋭い歯をもっているこの生物は、魚はもちろん、サンゴ礁をも分断させてしまう恐ろしい攻撃力を持ちます。長い体をもち、体長は、1mに満たないくらいの個体が多いとされています。

サキャスティック・フリンジヘッド

普段は瞳が大きくて、ギンポの仲間なので、それに近い姿をしています。しかし、ひとたび捕食するとなると、大きな口をガバっと開けて捕食します。開いた口は、自分の体長くらいはあるので、その姿はかなり衝撃的です。

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ニュウドウカジカは見れば見るほどかわいく見えてくる不思議な魚

世界一ブサイクだと言われてしまったこの深海魚は、しばらく見ているとどこか憎めず、だんだんと愛着が沸いてくるような、不思議な魅力をもっている、深海魚です。不細工なのに憎めない、だから逆に「世界一醜い」と称号を与えられ、醜い動物保護協会の看板になったのかもしれませんね。

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