釣りの幅を広げる!カヤックフィッシングを楽しもう!

まず、海では、餌釣りやルアー釣りを主として、アジやタイ、カンパチ、イナダ、アオリイカ、ヒラメ、シーバス、タチウオ、サワラなどを狙うことができます。通年狙えるものや、季節回遊するとされているものなど、時期によってターゲットが変わってくることも、海でのカヤックフィッシングの醍醐味・楽しみといえるでしょう。また、地域や潮の状況などにより狙える獲物が異なるため、分析を重ねて狙えるターゲットを考えるということも楽しみと捉えられるのではないでしょうか。

池、湖、川で狙える獲物

続いて、池や湖、川といった淡水のフィールドでは、ブラックバスやライギョ、ナマズ、トラウトなどを狙うことができます。霞ヶ浦・北浦水系のフィールドにおいては、葦まわりをポイントとして主にブラックバスやライギョを狙うことができますが、ここでも陸釣りやボート釣りでアプローチできないところに入ることができるというカヤックの強みが存在感を発揮します。葦まわりを積極的に攻めていきたいという方にこそ、カヤックフィッシングはオススメなのです。

フィッシングカヤックの選び方とは?

実際にカヤックを使ってカヤックフィッシングを始めようとするとき、まず考えるべきなのが、どのカヤックを選ぶかということです。そこで、フィッシングカヤックとしてどのようなカヤックを選べばよいのか、選び方を見ていきましょう。

フィッシングカヤックとして適しているのはシットオンタイプ

カヤックには、大きく分けて、シットインタイプとシットオンタイプの2種類があります。シートの座り方により分類されており、カヤック本体のなかに座るのがシット「イン」タイプ、カヤック本体の上に座るのがシット「オン」となりますが、カヤックフィッシングを行う際に適しているといわれるのは「シットオンタイプ」です。このシットオンタイプが好ましいとされる最大の理由の1つが、その安定性にあります。「カヤックの選び方=安定しているかどうか」といわれることが多いため、安定性があるかどうかを考えて選ぶことが大切なのですが、それは動きが大きい・多い釣りを楽しみたいと思うときであればあるほど、大切な基準となってきます。また、大きさとしては、池や湖などの淡水のフィールドであれば3メートル、海の沿岸部のフィールドであれば4メートルのものがよいでしょう。

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