「ガキが潰すぞ」の元ネタは?流行の理由や作成の仕方、注意点まとめ

ネットに数多くアップロードされる似通ったサムネイルの動画は、怒ってないのに怒ったように見せかける、言わば捏造です。多少事実を捻じ曲げてでも、わかりやすく興味を引き視聴させる、ゴシップ系の基本です。

Youtubeのサムネイルネタはネット文化

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無関係の人物の画像を元に、まるでその人物の発言のようなコンテンツを作り出して面白がる行為は、昔からあるネットの性質のようなひとつの文化です。そしてサムネイルを使用するコンテンツがネット文化に認知されてしまったとも考えることができます。

捏造としてのネット上の遊びLOLcats

昔からネット上では、遊びとして捏造した画像を組み合わせたり、テキストを割り当てて改変・加工したりするような虚無のコンテンツ作成が流行っていました。英語圏は、猫が喋っているように見せかける「LOLcats」というコンテンツが2006年ころから世界的に流行っています。

「ガキが潰すぞ」とYoutubeトレンドアフィリエイト

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数多くの捏造されたサムネイルのYoutube動画が存在していますが、動画の多くはサムネイルに関するニュースを自動でスクロールするので、場所を選ばす眺めているだけで手軽に見ていることができるのが特徴です。それらを簡単に作成でき広告収入を得ようとする投稿者が後を絶たない事も理由です。

動画作成の狙いは広告収入(アフィリエイト)

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広告を表示した回数や、クリックして任意のサイトに誘導させ、商品を購入させ収益が発生するトレンドアフィリエイトは、元々ブログサイトを使用したものが多かったのですが、アフィリエイター需要に合わせ動画を使用する手法が増加しました。

Youtube動画の広告収入は1再生あたりでおよそ0.1円なので、内容はフェイクニュースでも強烈なインパクトのサムネイル動画を作成して投稿し、再生回数を伸ばして収益を上げたい人が急増したのも事実です。逆に簡単に稼ぐ事を嫌ケンモメンの記事はこちら。

内容が希薄なスクロール動画

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芸能人のニュースに関するスクロール動画ですが、検索すると動画の作成方法やサムネイルの作り方も紹介するサイトがあり、広告収入を得る為に簡単に作成した動画の量産化が目立ちました。問題の動画に酷似したヘイトスピーチまがいのテキストのスクロール動画の内容は、実際フェイクニュースのような事実無根であるものがほとんどです。

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