グランピングとは
贅沢感あふれるアウトドアスタイル
グランピングの語源は、「グラマラス」(魅力的、華やかを意味する)と「キャンピング」をかけた造語ですが、その歴史は意外にも古く19世紀あたりのヨーロッパ貴族のピクニックや狩猟文化から始まり、産業革命後の富裕層の、余暇を利用して都市から郊外へと自然を求めた華やかな休日の過ごし方が原型なのです。
近年のグランピング
現在のグランピングスタイルは2005年頃から欧米から火がつき、日本では野外フェスなど若者の間でのアウトドアムーブメントで、キャンプにファッション性や利便性を取り入れたことに至り、2014年以降国内の大手リゾートホテルの手がける施設が誕生するなど、ここ数年で一気に話題を集めその数は年々増え続けています。
東京のグランピングの魅力
アーバンリゾートで楽しむグランピング
東京都内のグランピングの魅力は、準備なしの手ぶらですぐ行ける単なる手軽さだけではなく、都会ならではの景観の中自然に触れ、リラックスできること。仕事帰りの屋上のビアガーデンからさらにリゾート度アップな、非日常空間で最高の時間が過ごせます。そんなアーバンリゾートの堪能が最大の魅力ですね。
便利でゴージャス!手ぶらBBQ!
手ぶらでBBQができちゃうってホント?!
ほとんどの施設で可能です。器具や食材の準備は不要、もちろん面倒な後片付けも!つまりお店と一緒。予約のみでOKなのです。どうです?便利でしょ?!おまけに自分で買いそろえるよりもグレードも高いですし、これは利用しない手はないですね!
メニューもバリエーション豊富です
BBQひとつとってもブランド牛やジビエ肉などこだわりのお肉に海鮮BBQ。またはオーベルジュでの本格メニューからこだわりのクラフト地ビールやスイーツメニューまで、色んなお料理をチョイスできるのも東京ならではなのです。(写真、ワイルドビーチ新宿のカフェメニュー)
さらに多様化 東京のグランピング
アウトドアウェディングもひとつの醍醐味。さらに女子会、ハロウィンイベントなど楽しみ方の幅もグっと広がりました!そんな都内でのグランピングは様々な目的別に使える便利さもあります。いつもとは違う自然空間でワンランクアップな東京を楽しむ、そんな都会特有の使い方ができるのも東京のグランピングの魅力のひとつなのではないでしょうか。
必要な持ち物
面倒も不自由さもすべて解消!
準備もキャンプの楽しみのひとつではありますが、仕事で忙しい中、前日夜は準備に追われ翌日は早朝から渋滞にまきこまれ、、、というパターン、しょうがないとあきらめていましたよね?その点東京都内なら手ぶらでいつもの飲み会へ行くスタイルで十分です。郊外で1泊する方も普通の温泉旅行に行く用意だけでOKですからずいぶん気が楽ではないでしょうか。
バス・トイレも心配ご無用
女性がキャンプ場で気になる部分、水シャワーしかなかったり、トイレにペーパーがなかったりと、楽しいキャンプもそこがストレスになったりしますよね。その点東京のグランピングは全く大丈夫です!水回りも快適で、貸切り風呂があるところもあります。(写真はあきる野市のWOODLAND BOTHY)もう心配することは何もないですね!あとは目的別にどこに行くのがいいか選ぶだけです。これから11軒の施設をひとつひとつ紹介していきますので、ご参考頂けると幸いです。
東京のおすすめグランピング施設①八丈島 星降るプレミアムデッキ
東京で唯一の南の島
まずは郊外編。東京の竹芝桟橋からフェリー泊で行ける東京都の南の島、八丈島にオープンしたグランピング施設「星降るプレミアムデッキ」は、1日1組限定で満点の星空をひとり占めできる星空観測スポットです。360°透明のシートで覆われたテントは天然のプラネタリウムですね。特別フードメニューもあり、ロマンチックな夜を過ごせます。この見事な絶景!東京都だと思えません。
アクティビティも充実!
同じ南の島でも沖縄とは一味違う、手つかずの自然がたくさんあって珍しい風景写真がたくさん撮れそうですね!ステキな島時間が体験できます。ダイビングに釣り、温泉にトレッキング。大人も子どもも存分に楽しめるスポットが満載です。(公式サイト:http://3place.jp/)
東京のおすすめグランピング施設②あきる野市 WOODLAND BOTHY
「森の小屋」という名の贅沢空間でリフレッシュ
東京都あきる野市、”森林の小屋”という意味のウッドランドボシーは完璧な自然の中のプライベート空間。1日1組限定で泊まれるレストラン-オーベルジュはまさしく森の中の隠れ家。都会の喧騒から離れ、豊かな自然の中で体験できるとびっきりな贅沢な時間!リフレッシュにはこれ以上にない施設ですね。
オーベルジュとしても定評があります
専属シェフが1日1組のゲストのためだけに腕をふるいます。食材は肉から野菜まで地元産にこだわり、火も薪からおこすという徹底したナチュラルな製法は、ここでしか味わえないこの上ない贅沢感です。(公式サイト:http://woodlandbothy.jp/)
東京のおすすめグランピング施設③奥多摩 Circus outdoor Tokyo
東京の森に潜むおとぎの国
東京の奥座敷、奥多摩にある Circus Outdoor Tokyo(サーカス アウトドア トウキョウ)はデザイン性溢れたおしゃれなテントに洗練されたインテリアです。夢のような非日常的空間はまるで映画のワンシーンのようで、キャンプと言うよりもドレスアップして最高の思い出作りのステージです。
東京の奥地秘密の森で過ごすもうひとつの時間
東京にこんなに深い森林があったとは!ここでの時間は都会の喧騒とは無縁の世界。大切な人と極上の時間を過ごすのもよし、日頃の忙しい生活から解放されひとりで自分自身と向き合う時間にするのもよし。ここはそんな特別で美しい時間を求める大人たちのためのグランピング施設です。(公式サイト:http://circusoutdoor.com/)
東京のおすすめグランピング施設④奥多摩 KUALA OKUTAMA RIVER TERRACE
大人も子どもも自然に返って楽しもう!
奥多摩リバーテラスは爽やかな心地よい川のせせらぎの中、手ぶらでBBQが楽しめます。おしゃれ度を重視したテントサイトはありませんが比較的リーズナブルなのでファミリー向けとも言えるでしょう。川遊びもできて、BBQはジビエや秋川牛のステーキをはじめ、奥多摩のクラフトビールなどのメニューも充実しているので幅広い層にご利用頂けます。(公式サイト:http://www.cafekuala.jp/glamping)
森のカフェ「クアラ」で幻の芋を食す?!
隣接する氷川キャンプ場内にある森のカフェ「クアラ」では、奥多摩の固定種だという幻の芋が頂けます。その名も「治助芋」。江戸時代、日本で最初に伝わった奥多摩原産のジャガイモで、一般には流通していない超レアなジャガイモだそう。めちゃくちゃ興味惹かれませんか?!そのおイモを使った野菜カレーがおすすめです。他にもハンバーガーやスイーツも、キャンプでBBQに飽きた人の欲求を満たしてくれます。
東京のおすすめグランピング施設⑤ 豊洲 WILD MAGIC
ここはゲストが創るテーマパーク!
ここからは都心編。豊洲のWILD MAGICです。都会のクールな華やかさと大空を望める広大な空間が融合されたこの施設はアーバンリゾートという言葉がぴったりです!いくつかのテントサイトとキャンプエリアで構成されており、手ぶらBBQからウェディングプランまで何でもあり!まるでテーマパークのようです!
世界でたったひとつのウェディング「LOVE KINGDOM」
都内唯一の規模を誇る広大なフィールド「LOVE KINGDOM」がウェディングパーティーの舞台です。サーカステントやトレーラーなどのおしゃれアイテム、それはまるでミュージックビデオの世界。ほかでは実現できない世界でたったひとつのウェディングもここでなら叶えられます!(公式サイト:https://wildmagic.jp/)
かわいいクマさんもインスタ映え!