ウキフカセ釣り講座|仕掛けから釣り方のコツまで

棒ウキは、円錐ウキのように道糸が中を通っていないので、仕掛けが落ちるのが早く、ウキがどこにあるのかも見やすいというメリットがあります。反面、強い風には弱くアタリが分かりづらいというデメリットがあります。

ウキとオモリの選び方

ウキを使う時は、その浮力を調整するオモリが必要です。ウキには「1号」とか「3B」といった表示がありますが、それは「1号」のウキであれば「1号」のオモリまで浮いていられるということを意味します。ガン玉やワリビシはハリスに付けることで仕掛けの流し方を変えることができます。

サシ餌を選ぶポイント

いろんなサシ餌がある

オキアミが一般的でボイルや生があります。他にも練りエサを団子のように丸めて針先に付けたり、缶詰のコーンや、中には、鶏のササミ肉を使うという話を聞いたこともあります。基本的に撒き餌を使いますが、場所によっては海を汚さないように撒き餌を使わずサシ餌だけで釣る人も。何で釣れるか冒険してみるのも楽しいかもしれません。

さし餌の付け方

オキアミの場合、しっぽを取り除いた部分に針を少し刺し、あとは針を動かすのではなく、エビの頭の部分を軽く持って針のカーブに沿わせることで上手に付けることができます。焦る気持ちを抑えつつ、すぐに取れないようにしっかり丁寧に付けましょう。

美味しい撒き餌を作ろう

撒き餌の材料

まずオキアミを用意します。オキアミは、お店でカチカチに凍っているので、2日ぐらい前にバッカンに入れ密閉しておくと、釣り当日の朝にはいい具合に溶けています。そしてそれに、狙う魚によって混ぜる粉を選びます。釣り具店に行くと、「グレ」とか「チヌ」と大きく書かれた既にブレンドされた集魚剤が置いてあるのでそれを混ぜましょう。

魚によって配合を調節する

チヌのような底の魚を狙う場合は、粘り気のある重い撒き餌を作り、しっかり底まで沈むようにすると効果的です。また押し麦やパン粉、おからなどを使ってオリジナルの撒き餌を作るのも良いでしょう。風の強い日や沖を攻めるときは遠くに飛ぶようにオキアミをまとめる集魚剤が不可欠です。

簡単にタナ(水深)を測る方法

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