障害物周りで使うためには、「根掛かりしにくいこと」も必要です。この点、メガロドーンは障害回避(スナッグレス)性能が高いので、障害物周りでも根掛かりを気にせず使えます。また、メガロドーンのワイヤーはとても太いので、仮に根掛かりしたとしても、折れることを心配せずに強く引っ張ることができます。
アタリが分かりやすい
サーチベイトとして使うには、「アタリが分かりやすいこと」も必要です。この点、メガロドーンはとても重いので、リトリーブ(キャストしたルアーをリールで巻き戻す動作のこと)をするとラインが強く張ります。このラインの張りが、アタリの感度を高めることに役立つのです。
メガロドーンの使い方② 深いレンジをキープする
浮き上がりにくい
メガロドーンの使い方として、深いレンジをキープする釣り方も挙げられます。深層にいる大物を狙って、レンジを深く保った状態で魚へのアピールを行うのです。一般的なスピナーベイトでは、リトリーブをするとすぐに浮き上がる性質があります。そのため、深いレンジをキープするのが難しくなります。この点、超重量級のメガロドーンは浮き上がりにくいので、深いレンジを保つ釣り方が可能になるのです。
視認性が高い
またメガロドーンの視認性の高さも、深いレンジをキープするのに役立ちます。一般的なスピナーベイトは、深層に沈むと水の上からは見えづらくなってしまいます。この点、メガロドーンは大きなブレードが強烈にフラッシングするので、深層に沈んでいても目視で確認しやすいのです。深層に沈んだまま、ポイントの微調整を行うことができます。
メガロドーンの使い方③ 浅いレンジをバジングする
メガロドーンの重さがバジングの難易度を上げる
一方メガロドーンを表層にキープするのは、難易度の高い使い方です。メガロドーンはスピナーベイトの中でも大変重いルアーなので、水面でリトリーブを繰り返す(バジング)のに慣れが必要だからです。ベテランのアングラーでも、長時間行うと腕やひじを痛めてしまいかねないほどです。