世界中のアングラーの憧れ|大きすぎる「ヨーロッパオオナマズ」の生態は?

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人も襲われる!?人食いの噂が立つ巨大ナマズ

泳いでいた子供が飲み込まれた!という噂もありますが、人を食べ物と認識して襲っているわけではないようです。釣り師などが触れようとした時に手をパクリとやられてそのまま水中へ引きずり込まれたなどの事件は実際にあり、釣り師は運良く逃げ出す事ができましたが、溺れていた可能性も十分あります。これが人食いと言われるゆえんかもしれません。

ヨーロッパオオナマズは昼間水底の物陰に潜み、主に活動するのは夜間です。写真で分かる通り鋭い胸ビレをもっており、これを用いて渦を作り獲物の方向感覚を失わせてから、その大きな口で飲み込みます。

ヨーロッパオオナマズの生息地域

名前の通りフランスやドイツ、イタリアなどヨーロッパ近隣を中心として、バルト海、カスピ海近郊で広く見られます。ポーランドやウクライナ・スペイン・ギリシアなどでは非常に大きい個体も見つかっています。

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