アジ釣りの仕掛けを知ろう!船でベストなものや作り方までご紹介

繊細な当たりから、鋭い引き。口切れを考える必要のあるスリリングなやりとり。大物になると青物に相応しい強烈なつっこみ。持って帰れば美味しく食べられる。魅力のたくさん詰まったアジ釣りは、初心者からベテランまで楽しめる釣りです。今回は、そんなアジ釣りを楽しめる仕掛けをご紹介します。

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アジの特徴

釣りをする人なら、ほとんどの人が釣ったことがある魚。また、釣りをしなくても、スーパーや魚屋に行けば、ほぼ確実に並んでおり、目にしたことのない人はいないでしょう。まずは、そんな庶民の魚・アジの特徴をご紹介します。

生息域|大きさ|釣期

日本全国の沿岸や沖合い、つまり日本周辺の海にはどこでも生息しています。大きさは、最大で70cm以上にもなると言われており、60cm級は船釣り等でも釣れる可能性があります。釣れる時期は年中ですが、水温が一番低くなる2~3月は釣果が落ちます。

特徴|食べ方

回遊するタイプ(背黒と呼ばれる)と、居着きのタイプ(金アジ、平アジなどとも)がおり、居着きの方が脂が乗って体高がある場合が多いです。回遊タイプは脂は少ないものの、大型になり身が締まっています。美味しい食べ方は刺身、酢締め、塩焼き、フライなどで、脂の乗った個体の炙り締めアジは絶品です。

アジ釣りの仕掛けを知ってアジ釣りを楽しもう

一口にアジ釣りと言っても、仕掛けは様々で、陸から釣るものもあれば船に乗って沖で狙うものもあります。様々な釣り方で狙われるのは、手軽に釣れるターゲットであることはもちろん、引きの良さや食べて美味しいことなど、多くの魅力があるからです。

アジ釣りとは?

防波堤や漁港など、陸からのアジは「サビキ釣り」や「ウキ釣り」などで手軽に釣れ、初心者やファミリーフィッシングにとっていいターゲットとなります。一方で、一部の防波堤や磯、船からはメガ、ギガと呼ばれるような大型も狙え、ベテランにも人気です。また、ルアーフィッシングの対象にもなるため、ルアーマンをも熱くさせます。

アジ釣りの魅力

まずは繊細な当たり。ウキが沈むかどうか微妙な当たりや、ライトタックルでやっと感じることのできるような当たりで合わせます。引きもシャープで、口切れを考えるためスリリングなやりとりが楽しめます。このように非常にゲーム性の高い釣りができるところが一番の魅力です。もちろん、食べて美味しいのも大きな魅力です。

アジ釣りの仕掛けを知ろう!サビキ釣り編

アジ釣りは様々な釣り方が考えられます。それは裏を返せばなんでも釣れるということでもありますが、より効率良く釣ることのできる仕掛けは存在します。まずは、手軽なサビキ釣りついてご紹介します。

アジ釣りの仕掛け|サビキ釣りとは

初心者やファミリーからベテラン釣り師まで、様々な釣り師が手軽に楽しむことのできるのがサビキ釣りです。当サイト別記事でも、サビキ釣りについてご紹介していますので、是非見てみてください。

アジ釣りの仕掛け|サビキ釣りのメリットデメリット

サビキ仕掛けは手軽に扱え、マキエで集めたアジを6本程度付いた擬似針で一網打尽にすることができるなど、効率の良さがメリットです。デメリットは、ウキを付けないと攻められる範囲が狭まることです。

おすすめサビキ釣り仕掛け|ハヤブサ小アジ専科白スキン

出典:Amazon

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自分好みのサビキを自作する方もいますが、一般的には市販品を使います。その中でもこれは超鉄板のサビキ仕掛けです。小アジ釣りから30cmを超える大アジ釣り、サバやイワシにも対応でき、特に喰いの渋い時に有効です。

ハヤブサHS079小アジ専科ピンクスキン

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白スキンで喰わない時は、この小アジ専科ピンクスキンです。白スキンでほとんどこと足りると思いますが、白スキンで喰わない時はピンクスキンがいい時もありますので、持っていて損はないです。

アジ釣りの仕掛けを知ろう!トリックサビキ釣り編

足元のサビキ釣りの派生として、トリックサビキという釣り方もあります。普通の足元のサビキで喰いが悪かったり、周りにサビキ釣り師が多く、エサが多く撒かれていて魚が寄っている場合などにおすすめです。

アジ釣りの仕掛け|トリックサビキ釣りとは

アミエビに仕掛けを擦り付け、針に直接アミエビを付けて釣る釣り方で、魚の喰いが良くなります。ドンブリカゴを付けると、その中のマキエを出すために竿をしゃくらなければならず、せっかく針に付けたアミエビが取れてしまうため、錘を下に付けます。

アジ釣りの仕掛け|トリックサビキ釣りのメリットデメリット

アジの喰いが良くなることの他に、ドンブリカゴを使わないため、必要なアミエビの量が少なくなるのもメリットです。デメリットとしては、針にアミエビを付けるために少し時間が掛かること、針からアミエビが外れやすいことです。

おすすめトリックサビキ釣り仕掛け|トリックエース

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この「マルフジ トリックエース」は針が二重構造になっており、エサのアミエビを付けやすく取れにくいというトリックサビキ専用仕掛けです。夜光塗料も使用されており、集魚効果も期待できます。

第一精工 スピード餌ツケ器W

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これはトリックサビキ釣りをするために便利なグッズです。アミエビを受け皿に入れ、針を前後に擦り付ければエサが付けられるという優れものです。トリックサビキをするなら持っておいた方がいい製品です。

アジ釣りの仕掛けを知ろう!投げサビキ釣り編

足元のサビキ釣りと並び、手軽に釣ることができる投げサビキ釣りも人気です。陸から少し沖の回遊しているアジや、深棚のアジを狙うことができるため、足元だけより攻める範囲が広がり釣果も上がる可能性があります。

アジ釣りの仕掛け|投げサビキ釣りとは

投げサビキは、ウキとウキ止めを付けたサビキ仕掛けで、遠投サビキ、ウキサビキとも言います。サビキウキにはシモリペット付きのサルカンを使うことが多く、シモリ玉は無くても構いません。大きな魚も狙えるのでベテランにも好まれています。

アジ釣りの仕掛け|投げサビキ釣りのメリットデメリット

足元サビキより距離、棚とも広範囲を攻めることができ、大型も狙えるのがメリットです。デメリットは、マキエと仕掛けの同調が少ししにくくなる、潮に乗って仕掛けが流れておまつりなどの可能性もあることです。

おすすめ投げサビキ釣り仕掛け|サンナー サビキフロート

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サビキウキの定番商品です。釣具屋などでは、1つ100円などの低価格で売られています。シモリペット付きサルカンも付いているので、これとウキ止めがあれば投げサビキ釣りをすることができます。

がまかつ 遠投ウキサビキ

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ウキサビキ仕掛けのセット品も多くあり、上記商品は安心のがまかつ製品です。サビキ仕掛け、ウキ、ウキ止め、マキエカゴが付いており、竿とリールとこれがあれば投げサビキ釣りをすることが可能な便利な製品です。

アジ釣りの仕掛けを知ろう!カゴ釣り編

投げサビキで釣れない場合、サシエを付けたカゴ仕掛けが有効な場合も多いです。真鯛やイサキ、青物などを狙うことが多いカゴ釣りですが、ライトな仕掛けにすればアジを狙うこともできるおすすめの釣り方です。

アジ釣りの仕掛け|カゴ釣りとは

出典:DAIWA

ウキを付け、天秤にマキエカゴと一本針または二本針仕掛けを付けて遠投して釣る釣り方です。ウキサビキとは違い、天秤などの必要な道具が増えますが、遠投力も増し、マキエとの同調もしやすく、狙える魚も増えます。

アジ釣りの仕掛け|カゴ釣りのメリットデメリット

遠くの深いポイントを狙うことがメリットです。また、天秤とマキエカゴ、長ハリスなどから、マキエとサシエが同調しやすくなります。デメリットは、タックルが重くなるので体に負担が掛かったり、手返しが悪くなったりすることです。

おすすめカゴ釣り仕掛け|ささめ針 天秤カゴ師

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アジ釣りに特化したと言える、市販カゴ釣り仕掛けです。活性が上がったアジはマキエの弾幕に突っ込んでくるため、短いハリスの方が喰いが良く、ピンクスキンの付いた針は、サシエが無くても喰う可能性が高まります。3セット入っているのもお得です。

ハヤブサ ひとっ跳び 天秤カゴ釣りセット

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この市販品は、ウキや天秤付きカゴ、仕掛けが入っており、少しライトなカゴ釣りではありますが、入門にぴったりです。鉄板のハヤブサ製サビキ、リアルアミエビの針を使っており、アジの喰う確率が高まります。

アジ釣りの仕掛けを知ろう!ウキ釣り編

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