大ニベを狙う場合
ニベにも「大ニベ」と言われる種類があり、全長2mにも及ぶことのある魚です。大ニベを狙うなら、ジギングがおすすめです。ジギングタックルにPE1号のライン、ジグは100〜200g程度のものを、フックはトレブルフックが良いです。大ニベは釣りごたえのある魚で、味も普通のニベよりも良いため、とても人気のある釣りです。
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美味しいニベの見分け方
イシモチよりも美味しいとされるニベですが、鮮度が落ちやすいため釣ったらすぐに保冷して持ち帰りましょう。美味しい見分け方のポイントとしては、①腹を触ってみて、硬くしっかりとした弾力があるもの②大きなもの③目が澄んで黒目がくっきりしているもの④エラが鮮紅色のものが新鮮です。
ニベの捌き方やオススメの食べ方は?
新鮮なニベはクセが殆どない為、どんな食べ方でも美味しくいただけます。ニベの捌き方や、おすすめの食べ方をご紹介しましょう。
ニベの捌き方
ニベの下処理の方法とポイントです。ニベは皮も活かして調理しましょう。
- 鱗落としで全体の鱗を削ぎ落とす。(ヒレの際などは残しやすいので注意する)
- 胸ビレの下と腹ビレの下に沿って包丁を入れ、頭を切り落とす。
- 腹を割って内臓を取り除いたら、腹膜を指で剥がしとる。
- 中骨に付着している血ワタを取り、キッチンペーパーなどで水気を拭き取る。
ニベの塩焼き
皮目に旨みがあるため、塩焼きにすると上質な旨みが広がります。身はふっくらとして甘みがあります。焼きたてよりも、熱を若干冷ましたもののがうまいとされています。但し、新鮮なものでないと、水っぽくなることもあるので注意しましょう。
ニベの煮付け
身が煮ても崩れず、硬くなることもありません。鍋に水と醤油、みりんと砂糖、生姜で煮込めば完成です。臭みが無いので、お酒を入れなくてもOK。甘みが広がり、噛むと程よく繊維質で美味しいです。調理の前に骨をしっかり取り除くのがポイントです。
ニベの刺身
クセがないためもちろん刺身でもOKです。ただし、アニサキス対策で、冷蔵庫で1日寝かしたり、しっかり血抜きをすることが重要となります。あえて皮をつけたままにし、皮をバーナーで炙った皮霜造りにして食べるとなお美味しいです。