太刀魚テンヤのタックルから釣り方まで!|釣り場毎のおすすめテンヤ10選! 

電動リールでこの釣り方を行う場合は、スローで巻き上げながら時折竿を上下させます。竿を上げることでゆっくりテンヤが上がり、竿を下げるとテンヤが止まる状態になります。できるだけ、止まっているようなイメージを持ちながらやるとよく、この止まっている状態に太刀魚が食ってくることが多いからです。

釣り方②ただ巻き

この釣り方は、ただ巻くだけという方法です。最近は電動リールのスローでのただ巻きが人気ですが、適当に巻けばよいのではなく、テンヤが底に着いたら4~5秒で1m巻く位の速さでゆっくりと巻き上げていきます。

巻く速さを変化させたり、メリハリをつけたりするなど工夫することが大切です。2~3m巻き上げたら、しばらく巻くのをやめて当たりを待ちます。待つ時間も長く取ったり、短く取ったり工夫してみましょう。

また、スローで巻きながらシャクリを何回か入れてみるのも効果があります。活性が高い時はやや速く、活性が低い時はゆっくりとそれぞれ巻き方を変化させることもこの釣り方を効果的にする方法です。

釣り方③ワンピッチジャーク

この釣り方は、竿を1回しゃくりリールを1回転巻いて誘う釣法です。これを2回行って3~8秒待つということを繰り返します。当たりがなければ半回転や1/4回転もやってみたり、巻き上げる速さやしゃくる回数など変えたり、組み合わせを考えていろいろやってみることが大切です。

合わせ方のコツ

太刀魚の場合、いきなり食って大きくロッドの先が曲がることもまれにありますが、そんなことは、めったにありません。この釣りでは、まずコツコツと小づくようなアタリがありますが、この時点で合わせてもなかなかヒットしません。早く合わせることは禁物です。誘いをかけ、しっかり食い込ませてから合わせをしっかり入れることが大切です。

小さなアタリが連続してもなかなか食い込むことはありません。こういうケ-スは太刀魚の活性が低いか、大物太刀魚が食ってきたかのどちらかです。食ってこないなら再度リールを巻いてタ-ゲットが食ってくるように誘いを入れます。合わせが失敗したとしても太刀魚が逃げることはないので、じっくりチャンスを待つことが肝要です。

太刀魚には、テンヤ以外の釣り方も

テンヤ以外の釣りにも挑戦してみよう!

太刀魚テンヤの船釣りと堤防での引き釣りについて、おすすめテンヤや釣り方について解説してきました。ここに記載したことを参考にして太刀魚テンヤをやってみましょう。

太刀魚釣りには、テンヤ以外にも餌のキビナゴを漂わせるウキ釣りや矢じり型のジグヘッドとシャッド系のストレートワームを使ったルア-釣りがあります。ルア-釣りは、ロッドをリズミカルにしゃくり、ジグなどのルアーを水中で左右に動かす釣法です。

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