タナゴについて知ろう
みなさんはこの魚のことはご存知でしょか。名前は聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。実はこの魚は昔はとても身近な魚で、人が住んでいる近くでも良く見られる存在でした。しかし、様々な原因によって最近ではあまり見かけなくなってしまいました。ます、この魚について知りましょう。
タナゴは鯉の仲間
この魚は、見た目はすごく小さいですが、実は鯉の仲間です。生活環境は非常に似ているので、そういった面では、少し納得できるのではないでしょうか。この魚の一部には、鯉のように口元にひげを持った種類もいるので、仲間というのも納得出来るでしょう。
タナゴは日本の固有種
この魚の仲間は、40種類近く知られていて、アジアなどで多く分布しています。そのなかには、日本の固有種もいます。しかし、ほとんどの種類が、その数を大幅に減らしているために、絶滅危惧種に指定されている種類もいます。また、そんな中には、大陸から渡ってきた、外来種も存在しています。
タナゴは関東より北の太平洋側に生息している
日本の中では、この魚は大きく見ると関東の北の太平洋側に多く生息しています。住んでいる環境は様々で、流れの緩やかな川や、沼、湖などに生息しています。身近なところでは、田んぼの用水路のようなところにも住んでいるケースもあります。タナゴの関する記事はこちら。
タナゴ釣りの基礎知識を知ろう|時期と釣れるポイント
この魚は、釣りの対象魚としても有名です。身近に生息していて、その釣り方も簡単なものだったので、昔はかなりメジャーな釣りのひとつでした。では、この魚を釣りたいと思った時に櫃よな基礎知識をいくつか紹介して行きたいと思います。
タナゴは厳冬期以外ならいつでも釣れる
実は、この魚は一年中釣ることができます。しかし、極寒の冬には底などでじっと過ごしていることが多く、釣るのは難しいでしょう。それに、極寒で流れの緩やかな場所を好むため、大抵の場合水面は凍ってしまっていて釣ることは出来ないことが多いと思います。
タナゴは身近な場所で釣れる
この魚を釣るために、わざわざ遠くへ出かける必要はありません。先ほど紹介したように、この魚はとても身近に生息しているので、田んぼや用水路などで、釣ることが出来るのです。
近くに田んぼなどがなければ出かけていかなくてはいけませんが、田んぼや用水路以外にも意外な場所で釣れることもあるので、身の回りの川などをチェックしてみてください。