ブラックバス料理は美味しかった!寄生虫にはご注意を!

ムニエルと言えばサケやヒラメだけだと思っていませんか。ブラックバスもムニエルにすると、ちょっとお洒落に、そしてとても美味しくいただけます。ムニエルにするとバターの良い香りで皮付きのままでも臭みはさほど気になりません。

ムニエルというと、なんだか作り方が難しそうですが、それほど手順が複雑なわけではありません。何のお魚か伝えずに出して「これ美味しいね!何ていう魚?」と言われたらブラックバスだと伝えて相手を驚かせるのも楽しいです。

ブラックバスのムニエルのレシピ

  1. ブラックバスの切り身に塩・コショウで下味を付ける。(皮付きでも可。気になる方は皮を除きましょう)
  2. 下味を付けた切り身に小麦粉をまぶす。
  3. フライパンにバターを入れ火にかけて、バターが溶けて熱せられたら切り身を入れて両面焼く。

バターではなくオリーブオイルで焼いても美味しいです。焼いているときに白ワインを振り入れてフランベ(アルコール分を飛ばす)しても良い風味が出ます。こってりバターがちょっと重いなと感じるときはレモンを添えてさっぱりといただきましょう。

ブラックバス料理を食べよう③|ブラックバスのガーリック醤油ソテー

ブラックバスのガーリック醤油ソテーの特徴と魅力

ベーシックなムニエルも美味しいですが、お醤油ベースの和風テイストなソテーにすると、より私たちの口に合う料理になります。油にニンニクの香りをしっかり移して焼きあげれば臭みは全く気になりません。

見た目にもちょっとおしゃれでありながら、お醤油の香ばしい風味にニンニクの香りもガツンときいた、食べごたえがある一品です。

ブラックバスのガーリック醤油ソテーのレシピ

  1. スライスしたニンニクを油でじっくり炒めて、油に香りを移す。
  2. 塩・コショウで軽く下味を付けたブラックバスの切り身を入れて焼く。
  3. 中まで火が通ったら、お醤油1:お酒1の割合のたれををさっとかけ回してからめる。

ムニエルのように小麦粉をまぶして焼いても美味しいです。ニンニクが気になるという方はニンニク油の代わりにバターを使ってバター醤油味のソテーにしてみましょう。さっぱりレモンは忘れずに。

ブラックバス料理を食べよう④|ブラックバスのピカタ風

ブラックバスのピカタ風の特徴と魅力

ピカタという料理をご存知ですか。ムニエルの材料にチーズと溶き卵を加えてひと手間かけたイタリアの料理です。バターとチーズの香り、そして衣に卵も加わった、にぎやかで楽しい料理です。

本場イタリアでは牛肉、アメリカではチキン、そして日本では豚肉の薄切りを使ったポークピカタが一般的ですが、ブラックバスで作ってみましょう。

ブラックバスのピカタ風のレシピ

  1. 塩・コショウで軽く下味をつけたブラックバスの切り身に小麦粉をまぶす。
  2. 溶き卵に粉チーズを混ぜいれたものに、切り身を浸して卵液をなじませる。
  3. フライパンでバターを熱して切り身を両面こんがりと焼く。
  4. 卵液が余っていたら一緒に入れて身と絡ませる。

チーズが好きな方は、粉チーズではなくスライスチーズを細かくちぎったものを使っても美味しく出来上がります。卵の衣に包まれているのでふわっとした食感の冷めても美味しい一品です。オムレツのようにケチャップを添えていただきましょう。

ブラックバス料理を食べよう⑤|ブラックバスのワイルド焼き

ブラックバスのワイルド焼きの特徴と魅力

キャッチ&イート、ある意味釣り本来のあるべき姿です。「臭みなんか気にしない!」とばかりに、釣ったお魚をその場で焼いて、お塩でもお醤油でもお好みの味付けで豪快にかぶりつく。本当はそれだけで十分美味しいのかもしれません。

釣りやブラックバス、アウトドアに慣れた方向けで、初心者の方にもおすすめとは決して言えませんが、勇気のある方はぜひチャレンジしてみてください。

ブラックバスのワイルド焼きのレシピ

  1. 釣れたブラックバスをよく洗って、ウロコと頭、内臓を取る。
  2. 両面しっかり焼いて火を通す。
  3. 味付けはお塩、お醤油、マヨネーズなどお好みで。

ワイルドとは言え、内臓や脂の部分はできるだけしっかり取り除き、寄生虫の危険を避けるため十分に火を通すこと。念のため言うと、きれいな水場で釣れたブラックバスの方が美味しいのは言うまでもありません。あくまでも自己責任で挑戦しましょう!

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