キャンプではダッチオーブンが便利!おすすめ商品からレシピまでご紹介

ダッチオーブンは煮物・焼き物・蒸し物などもできる万能のアウトドア料理道具です。また料理している様子だけでもインスタ映えし、キャンプに持っていって間違いなしのアイテムと言えます。この記事ではダッチオーブンの魅力を詳しくご紹介していきます。

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アウトドア関連、特にキャンプに関するおすすめグッズやブランド、アウトドアファッション関連が得意分野です。「次のキャンプにはこれを持って行こう」と思えるようなアイテム紹介やライティング、画像選びを心がけております。

ダッチオーブンは加熱調理のマルチプレイヤー

加熱調理全般に対応できるのダッチオーブンの強みです。見た目は真っ黒で、さながら魔女の鍋のようですが、まさに魔法のようにいろんな食材を美味しく料理できます。この章ではその魅力を一つずつご紹介していきます。

ダッチオーブンとはどんなもの

ダッチオーブンは、開拓時代のアメリカにいたオランダ人(ダッチ:Dutch)の行商人が使っていた鍋が、アメリカで独自発展したものです。ダッチオーブンはオーブンや直火でも調理でき、さらにフタの上に炭を置いて加熱ができます。また、全体的に分厚い構造になので、鍋全体に熱が均等に広がり、ムラなく加熱調理をすることができます。

圧力鍋のような密閉性

ダッチオーブンは鍋自体も、そしてフタも重厚で重たいです。そのため、重たいフタは鍋のなかに食材から出た水蒸気を閉じ込め、圧力鍋のように“無水料理”をすることができます。ダッチオーブンに野菜をたっぷり入れて、火にかけていると、いつの間にかグツグツと野菜オンリーのスープが出来上がっているのです。

幅広い料理法

ダッチオーブンは煮物や焼き物、蒸し物、そして圧力鍋のように無水調理ができるまさに魔法の鍋です。一個あるだけで料理の幅が広がり、キャンプが一層楽しくなること間違いなし。ではどんなダッチオーブンがいいのか。素材によってダッチオーブンの特性も変わってくるので、次章ではその選び方をご説明していきます。

ダッチオーブンの選び方〜材質とメーカー〜

ダッチオーブンは黒く魔女の鍋のような見た目をイメージするかと思います。ところが、材質によって銀色のダッチオーブンや薄手の黒い鉄製のダッチオーブンもあります。それぞれの材質によっても特性があり、さらにメーカーによっても弱化の違いがあるので、以下で詳しく紹介していきます。

【材質】使い込むほどに味が出る!鋳鉄製

ダッチオーブンの典型的なタイプです。重厚な鍋とフタはずべてが黒く、焦げ付きにくく、また使い込むごとに風合いが増していくため、初心者から経験者まで幅広く愛されています。ただし、温度差や衝撃に弱く、さらに手入れの必要があるので、そういった点で大事に「育てていく鍋」と表現されることがあります。

【材質】メンテ不要でお手軽!ステンレス製

見た目は銀色でダッチオーブンのイメージとは大きく異なっているのがステンレス製のダッチオーブンです。このタイプは手入れの必要がなく、普通の鍋のように使い、洗うことができます。ただし鋳鉄のものよりも高価なことと、着色汚れが目立ってしまう難点もあります。

【材質】使い勝手抜群!黒皮鉄板製

黒皮鉄板製のダッチオーブンは、鋳鉄のように黒く、そしてステンレス製のように薄手のダッチオーブンです。特徴としては密閉性が高く、そして錆びにくく丈夫という特性があるので、無水調理ができたり、使用後も洗剤やたわしでゴシゴシ洗って大丈夫です。ただし、焦げつきが稀に怒るので、焦げてしまった時は手入れが必要です。

【メーカー】初回のシーズニング不要!コールマン

コールマンのダッチオーブンは、工場段階でシーズニング(鉄臭さをい取るための作業)が完了しているので、購入後、少しすすぐだけで使用することができます。ただし、使用後はきちんと水を切り、汚れが残らないようにしないと錆びてしまうという点だけは要注意です。

【メーカー】黒皮鉄板製でお手入れ楽々!ユニフレーム

初心者の方が買うのにオススメなのがユニフレームのダッチオーブンです。まず黒皮鉄板製の鍋は錆びや焦げ付きに強く、また洗剤をつけて洗うこともできるので、後片付けが楽です。さらに、プレス加工による製法のため、多少の衝撃にも耐えうる頑丈さがあります。ユニフレームのダッチオーブンは買った時と変わらぬ使い心地を保てると言えます。

【メーカー】和製ダッチオーブン!スノーピーク

スノーピークのダッチオーブンはメンテナンス不要で、また洗剤でゴシゴシ洗えるので後片付けも簡単です。そしてさらに一回り小さいものなどとセットで販売されていたり、軽量という点でキャンプだけでなく家庭でも使えるダッチオーブンです。ただし生産数が少ないため即完売になってしまうので、入荷状況のチェックが必要です。

【メーカー】IH対応のブラックポット!ロゴス

ロゴスのダッチオーブンはまさに「育てる鍋」で、使えば使うほどに鍋が黒光りするようになり、焦げ付きにくくなります。また、直火だけでなくIHにも対応しているので、家庭でも使いやすいという点で、愛用者が多いダッチオーブンです。

【メーカー】即使えて慣らしが不要!ロッジ

ロッジのダッチオーブンはシーズニングが済んだ状態で出荷されているので、初回の手入れは不要です。また、シーズニングの際の焼きの工程で普通の食用油を使用しているので、購入後にすぐ使える特徴があります。さらにサイズが多様で三つ足がついているものまで取り揃えているのも特徴といえます。

【メーカー】ステンレス製ダッチオーブンの最大手、ソト

ソトのダッチオーブンの特徴は何と言ってもステンレス製ということです。ソトのステンレスダッチオーブンは初回のシーズニングが不要で、耐久性にも優れており耐温度差や耐摩耗の加工により長く使うことができます。またサイズや周辺で使うアクセアリーも充実しています。

【メーカー】お手頃“ニトダッチ”!ニトリ

お手頃に家具やインテイリア雑貨を購入することができるニトリでもダッチオーブンは販売されており、通称“ニトダッチ”とも呼ばれています。特徴は何と言ってもその安さです。平均7000円以上するダッチオーブンですが、ニトリのダッチオーブンは2000円前後で購入できます。その分シーズニングや後片付けなどケアが必要です。

ダッチオーブンのシーズニング(お手入れ)方法については以下の記事があります。

キャンプにおすすめの材質別ダッチオーブン10選

ダッチオーブンは材質ごとに特性があり、重さや丈夫さ、手入れのしやすさなど様々です。お手軽に使いたいならステンレス製、一生もののキャンプ道具として育てる楽しみを味わうなら鋳鉄製、良質の一品を手に入れたいのなら黒皮鉄板製というようにお好みに合わせて選ぶと良いです。

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【基本スペック[10インチ]:縦13.5cm、横26cm、重さ5.5kg

[12インチ]縦16.5cm、横32.5cm、重さ11kg[8インチ]縦10cm、横20.7cm、重さ3.7kg】シーズニング不要で、IHにも対応しており、家庭でも使えるダッチオーブンです。

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コールマン ダッチオーブン【鋳鉄製】

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