【基本スペック:縦9cm、横20.6cm、重さ3.5kg】ソトが発売している典型的なタイプのステンレス製ダッチオーブンです。丈夫さと手入れしやすさから人気があり、底面に足がなく平らなため、家庭用コンロでもIH調理機器でも調理することができます。
ソト ステンレスダッチオーブンデュアル【ステンレス製】
【基本スペック:縦12cm、横33cm、重さ5.3kg】比較的厚い構造になっており、保温性は抜群です。また、フタをひっくり返すとスキレットになるため、上下二段のフライパンとして使うこともできるので、キャンプでも一つの薪で二つの調理を同時にすることができます。
ソト ミラー仕上げステンレスダッチオーブン【ステンレス製】
【基本スペック:縦11.5cm、横25.9cm、重さ4.9kg】何と言っても鏡のように表面が磨き上げられているのが特徴で、外側も内側も全てミラーリング加工されているのは他のダッチオーブンとは大きく異なります。耐久性や耐摩耗性についても優れているので、デザインだけじゃなく実力も兼ね備えている一品です。
エリッゼ ステンレスダッチオーブン【ステンレス製】
【基本スペック:縦15cm、横25cm、重さ4.18kg】ステンレスとアルミを重ねて使用することで従来品よりも軽量化に成功しています。また、ステンレスダッチオーブンの特徴のシーズニング不要、耐久性、耐摩耗性を引き継いでいます。さらにコンロやIHにも対応しているため、アウトドアだけじゃなく、家庭でも活躍できるでしょう。
ユニフレーム ダッチオーブン【黒皮鉄板製】
【基本スペック:縦13cm、横30cm、重さ8.8kg】ユニフレームのダッチオーブンの最大の特徴は、黒皮鉄板という酸化被膜を持つ素材であり、ある程度サビを予防してくれます。これによって使用後の手入れは軽くで済み、それでもケアが必要なので「育てる楽しみ」があり、ユニフレームのダッチオーブンが愛されている理由と言えます。
Contents
キャンプで活躍!ダッチオーブン調理法
ダッチオーブンは焚き火の上で色々な調理を可能にしてくれます。また、普段なら相当な煮込み時間が必要な料理や、目を離さずにいないと焦げてしまうような料理も、密閉性があり無水料理が可能なダッチオーブンであれば放ったらかしでも大丈夫なのです。
煮る!焼く!蒸す!なんでもできる万能調理器具
フタを開ければ分厚い鍋底から鍋全体に均一に熱が広がるので、焦げを防ぎつつ効率よく炒めることができます。さらに底敷を使えば蒸すこともできるので、まさに万能調理器具なのです。
それぞれの調理法でレシピ6品をご紹介!
さまざまな加熱調理をその一個でまかなえるダッチオーブン。キャンプでの料理のレパートリーが広がり、また調理道具を一個に絞ることができるので、省スペースとしても役立ちます。では実際どういった良医が作れるのか次章でおすすめ15品をご紹介していきます。
【煮込み】おすすめダッチオーブンレシピ:カレー
キャンプ料理といったら定番中の定番がカレーです。匂いだけでもお腹がすいてくるカレーを、「材料を入れてフタを閉めて加熱」するだけで作ってしまう、そんなレシピをご紹介します。
カレーの作り方
【材料:お肉(牛肉・豚肉・鶏肉)、野菜各種をお好みで、カレーのルー、塩コショウ適量】作り方は、肉類を先にダッチオーブンで炒めます。火が通ったら野菜と塩コショウを全て入れます。このときトマトなど水分の多い野菜がオススメです。野菜を入れフタを閉めて弱火で60分煮込んでカレーのルーを入れれば完成です。
【煮込み】おすすめダッチオーブンレシピ:シチュー
キャンプ場は日中と夜の気温差が大きい場合があり、寒い夜は体が温まるような料理が食べたいものです。シチューは体が温まり、食材の栄養分を余すことなく取り入れることができる料理なので、ダッチオーブンでの作り方を押さえておきましょう。
シチューの作り方
【材料:肉(牛肉・豚肉・鶏肉)、野菜各種をお好みで、シチューのルー、水(材料の半分)、牛乳(水の半分)、塩コショウ適量】肉から炒め始め、肉に火が通ったら野菜を加えて炒めます。ここで塩コショウを加えます。ここで水と乳牛を加えてフタを閉めて煮込むこと15分。最後にシチューのルーを入れて完成です。
【焼き+蒸す】おすすめダッチオーブンレシピ:ローストビーフ
キャンプ料理の王様、それがローストビーフです。「下味をつける→焼き目をつける→蒸し焼きにする→余熱で火を通す」しっかりこの手順を踏んで作ることで中がレアの絶品ローストビーフが出来上がり、食卓の主役になること間違いなしです。
ローストビーフの作り方
【材料:牛ブロック肉・野菜をお好みの量、ハーブソルト(塩コショウでも可)・オリーブオイル適量】ハーブソルトをすり込み常温にした肉をオリーブオイルで焼き色をつけます。肉を取り出し、底敷を敷き、肉とそれを囲むように野菜を入れ、フタの上にも炭をおいて中火で30〜40分加熱し、アルミホイルで肉を包み15分ほど寝かせて完成です。
【焼き+蒸す】おすすめダッチオーブンレシピ:ローストチキン
あるだけで豪華、そしてインスタ映えするのがローストチキンです。材料を揃えたり、調理が難しそうなイメージがありますが、ダッチオーブンがしっかりアシストしてくれるので、比較的簡単に作るくことができます。
ローストチキンの作り方
【材料:鶏肉(丸鶏・中抜き)、ハーブソルト(塩コショウ可)、お好みの野菜適量】用意した鶏肉にハーブソルトを擦り込み、中に野菜などを詰め込み、お腹を楊枝などで塞ぎます。全体にオリーブオイルかバターを塗ったらダッチオーブンでフタを閉めて炭を乗せ、上下から中火で1時間ほど加熱します。竹串で刺して汁が透明になれば完成です。
【焼き+蒸す】おすすめダッチオーブンレシピ:ダッチオーブンピザ
ダッチオーブンはフタをして加熱することで、内部が高温でかつ蒸し焼きになるので、石窯料理を作ることができます。ここでは代表的なピザのレシピをご紹介します。
ダッチオーブンピザの作り方
【材料:市販のピザ生地ミックス、お好みのピザの具】まずピザ生地は市販のピザ生地ミックスを使えば荷物が少なく済みます。袋にある手順に沿って生地を作ったら、お好みの材料(トマトやバジルソース、チーズ、サラミなど)を乗せます。ダッチオーブンに底敷とその上にクッキングペーパー、生地を敷いてフタを閉めて焼き上げるだけです。
【焼き+蒸す】おすすめダッチオーブンレシピ:焼きリンゴ
肉料理だけでなくデザートでもデーブルの上を彩ることができます。焼きリンゴは作り方も簡単なので、お子さんと一緒のキャンプの場合は作り方を押さえておくと良いでしょう。
焼きリンゴの作り方
【材料:リンゴ(人数分)、砂糖(小さじ:人数×2)、スライスバター(人数分)】まずリンゴの芯をナイフなどでくり抜いて取り除きます。くり抜いた穴に砂糖とバターを入れます。ダッチオーブンのそこに中敷を敷いて、リンゴを乗せてフタを閉めます。そしてフタの上に炭を乗せて上下から弱火で1時間加熱し完成です。
ダッチオーブン:キャンプの頼もしい相棒
ダッチオーブンは煮る・焼く・蒸すという加熱調理のほぼ全てをまかなうことができます。それだけ料理の幅が広がり、また時間を有効に使えるので、頼もしいパートナーになるでしょう。ぜひ自分にあったダッチオーブンを見つけて、キャンプに行ってみてはいかがでしょうか。