まず、同じ特定外来種であるブラックバスが生息する場所であれば確実にブルーギルは釣れます。また大きい池から小さな公園の池、川まで生息しているため狙える場所は沢山あります。ブルーギルは警戒心が他と比べて低いため、ルアーや餌にも動じにくいです。
川の流れを見よう
ブルーギルは主にため池や川の流れが穏やかな場所に生息しています。川釣りであれば流れの穏やかな小川や緩流域を選ぶと良いでしょう。岩や流木、複雑な地形の場所を好み多くの個体が密集して過ごしています。若い個体は表層で動き回りますが、成熟した個体になると深層に身を潜めていることが多いです。
ブルーギルはブラックバスを狙えば釣れる?
基本的にブラックバスと生息地域、生育形態は類似しているため、ブラックバスを狙えばブルーギルも釣る事は可能です。しかし、ブラックバスと比べ口が小さいので、小さくて細い針が適しています(3〜5号程度)。釣りといえば琵琶湖のバス釣りです。下記に琵琶湖で釣りをする方への最新情報が載っているこちらの記事も参照下さい。
ブルーギルは初心者でも釣りやすい!
前述したようにブルーギルは好奇心旺盛で警戒心が低いため、釣りを始めたばかりの方にはおすすめです。体高であり、体の大きさの割には引きが強いため釣りをしている感覚や釣る楽しさを味わう事が出来ます。
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ブルーギルのリリースは禁止されている
ブルーギルの繁殖能力や生命力、捕食力で生態系のバランスが崩れており、かなりの問題となっています。国内では、オオクチバスと同様に外来生物法で特定外来生物とされ、全国的に駆除や搬入、繁殖の阻止が行われています。そのため、釣ったブルーギル等の特定外来生物は再リリース禁止となっています。
ブルーギルは料理できる
ブルーギルは、食用として国内に持ち込まれた魚であるため、食べる事が出来ます。原産国である北アメリカではサイズが大きく、身は白身であるためムニエルやフライ、バター炒めで食されます。ブルーギルのリリースは禁止されているため、自宅に持ち帰り料理をする事も良いかもしれません。
ブルーギルは意外とおいしい
ブルーギルは、小骨が大きく、生臭い匂いがする事から嫌えんされてきました。しかし下処理をしっかりし匂いを消す様に工夫をすると美味しく食べる事が出来ます。身はタラ等に近く、味も浸みやすいため料理の幅く、味を楽しむことが出来ます。
ブルーギルを生で食べる事は危険
ブルーギルを食べる時は生身の肉(刺身)は避けた方が良いです。汚染された水でも生息が出来るため、微生物や汚染された小魚を食べており内容物に寄生虫が繁殖している事が多いです。身は生臭く火を通しての処理をしなければ危険です。
ブルーギル料理のレシピ①|天ぷら
ブルーギル料理のレシピ①|天ぷら 材料
材料は、天ぷら粉、天つゆ、ブルーギルです。
ブルーギル料理のレシピ①|天ぷらの特徴、コツ、ポイント
天ぷらの特徴は、臭みがあるブルーギルを臭みなく安全に食べられます。コツやポイントとして、釣ったらすぐにクーラーボックスで冷やし、その日の内に調理することです。鱗は処理が行いにくいため、とらずに調理が出来る方法をお伝えします。
ブルーギル料理のレシピ①|天ぷらレシピ
①頭を落とし内臓を取り出します。あとで皮を剥ぐので鱗は取りません。②三枚におろしていきます。腹の骨を包丁で削ぎ取ります。小骨はそのままでも大丈夫です。③皮を剥ぎます。ブルーギルは皮が生臭いので必ず取りましょう。ここで鱗も洗い流します。④水分を拭き取り、天ぷら粉で普通の白身魚と同じように揚げていきます。
ブルーギル料理のレシピ②|バターソテー
ブルーギル料理のレシピ②|バターソテー 材料
材料は、調理酒、塩胡椒、バター、ブルーギルです。
ブルーギル料理のレシピ②|バターソテーの特徴、コツ、ポイント
バターでソテーする事で特有の臭みが消臭され、鱈等の白身魚と同等に食べる事が出来ます。コツやポイントとしては、ぬめりを綺麗にとること、一度熱湯をかけること、皮を剥がすことで臭みなく美味しく食べる事が出来ます。
ブルーギル料理のレシピ②|バターソテーのレシピ
①ブルーギルに熱湯をかけ、動かなくなったところでよく洗い滑りを取ります。②鱗を包丁で取ります。③頭、内臓を取り、三枚におろします。三枚におろした時にできる中央の太い骨付き部分は生臭いため使用しません。④酒に数分浸けたら水気をきり、塩胡椒をふります。⑤バターを入れたフライパンで両面を焼き火が通ったら完成です。
ブルーギル料理のレシピ③|煮付け
ブルーギル料理のレシピ③|煮付け 材料
材料は、醤油、昆布つゆ、みりん、砂糖、水、れんこんです。
ブルーギル料理のレシピ③|煮付けの特徴、コツ、ポイント
煮付けの特徴は、和風出汁を使用し味が染みる特有の臭みもなくなりやすいです。コツやポイントとして、ブルーギルの白身は比較的薄いので、大きめのものを使用すると良いでしょう。姿煮にしていきます。安全のためヒレは煮付ける前に全てとっておきます。
ブルーギル料理のレシピ③|煮付けのレシピ
①お湯で鱗と滑りを綺麗に取り除きます。②肛門から腹部を包丁で割いて、内臓とヒレやエラを除きます。丁寧に水で洗い、白身に切れ目を入れます。③上記の調味料で作った煮汁にレンコンを入れ、煮立ったらブルーギルを入れます。④落し蓋をして弱火で煮ます。たまに裏返し煮汁をかけ、煮汁が半分になったら火を止め完成です。
ブルーギルを釣って、美味しく食べよう
特定外来生物のブルーギルは、いつでも何処でも初心者でも釣れるというメリットがあります。ちゃんと下処理をすれば美味しく食べることも出来ます。ブルーギルはリリースが禁じられているため、釣りをしながらブルーギル料理を作るのも良い楽しみ方かもしれません。ぜひブルーギルを釣って、美味しく食べて見てはいかがでしょうか。