サヨリとはどんな魚?釣りの仕掛けやおいしい料理5選

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天ぷらなどの料理でとても美味しい魚ですから、人気があります。そんな魚ですが、なんと寄生虫がいるというのです。アニサキスなど、魚についている寄生虫で大変な目にあったニュースをテレビで聞いたことはありませんか。確かに、魚についている寄生虫を食べると、後でつらいことになります。そんな寄生虫について説明します。

サヨリ虫

釣り上げたものやスーパーなどで購入した魚をさばくとき、寄生虫の危険がありますので、ご自身でさばくときは注意が必要になります。口内・エラ・体に寄生している虫を見て、ぞっとした経験はありませんか。サヨリ虫(サヨリヤドリムシ)と呼ばれる寄生虫がいます。ウオノエ科に属する節足動物で、エラに寄生し体液を吸って生きている寄生虫になります。

アニサキス

魚介類の内臓に住み着いて、鮮度が落ちることで筋肉へと移動する寄生虫になります。食中毒のひとつとして最近話題になっている線虫の一種になります。アニサキスが、寄生している個体を食べた場合、急性胃アニサキス症や急性腸アニサキス症を発症することがあります。予防する方法は、調理のときに目視確認や、冷凍・加熱などを行い生で食べないことです。

サヨリ料理のレシピ5選|サヨリのお刺身

サヨリのお刺身の特徴

生ものは、特に旨みが強調されて、お刺身では透明感のある身は美しい姿を楽しむことができます。酢ともよく合うので酢の物やお寿司のネタにしても美味しく食べられます。3枚おろしにすると小骨があまり気になりません。

サヨリのお刺身のレシピ

サヨリの頭を落として腹を開き、内臓を除いてよく水洗いして、水気をきれいにキッチンペーパーで拭き取ります。3枚におろして腹骨を取り除いて、頭側から手で薄い皮をむいていきます。これで準備は、完了です。刺身は、1尾分をそぎ造りにしていただきます。そぎ造りは、噛みきりやすくするために身の繊維を断ち切る切り方になります。 柵を横に置いて、包丁を斜めにそぐように切ります。

サヨリ料理のレシピ5選|サヨリの唐揚げ

サヨリの唐揚げの特徴

皮の風味や身の甘さを引き立たせる調理法になります。青シソといっしょに揚げることでさっぱりとした唐揚げを味わえます。唐揚げは、丼にしても美味しく食べてることができます。中骨も、時間をかけてじっくり揚げていくことで骨せんべいとして楽しくいただくことができます。

サヨリの唐揚げのレシピ

頭を落として内臓を取り除いたら、腹の真っ黒な膜をそぎ落としてから、きれいに洗います。内臓の処理が終わったら、開いて中骨をはずして、軽く塩を振ります。塩をして置いておくと、水分が出ますのでキッチンペーパーで水気をきれいに拭いて、唐揚げ粉をまぶしいきます。約190℃の油で、こんがりと揚がったら完成です。

サヨリ料理のレシピ5選|サヨリの塩焼き

サヨリの塩焼きの特徴

塩焼きにすることで皮目の独特の風味と旨みを楽しめます。カロリーや脂肪分が低いので、さっぱりとした淡泊なうま味が持ち味になります。栄養的には、皮膚や粘膜の健康維持を助けるビタミンB6やナイアシンを比較的多く含んでいるので健康面でも優れています。

サヨリの塩焼きのレシピ

よく洗って、鱗を軽くとります。エラには大体、サヨリヤドリムシという寄生虫が付いているので必ず取ってください。塩を魚の全体に軽く振っていきます。ヒレには単年に塩を振って手で磨りこんでいきます。それは、ヒレが焦げないようにするためできれいに仕上がります。魚焼き用グリルに入れてから、弱火で片側10分くらい、ひっくり返して5分くらい焼いて、焦げ目がついたら出来上がりです。

サヨリ料理のレシピ5選|サヨリの天ぷら

サヨリの天ぷらの特徴

白身魚の天ぷらで、中骨取りは少々 面倒ですが絶品です。小振りのものを開いて衣をつけてあげたものです。皮に独特の風味があるのが美味しいです。香り、身の甘さを堪能することができます。天丼などに入れても美味しくいただけます。

サヨリの天ぷらのレシピ

ウロコを取ってよく洗います。頭を切り落としてから、切り口から肛門に向け包丁を入れて、内臓を取りだしていきます。黒い粘膜がついているのでこすって取り除きます。

中骨に沿って上から尻尾まで包丁を入れて、開いていきます。中骨の裏側も包丁をいれて離します。それで中骨を抜き取ります。全体に塩を良く振っていきます。塩を振った後、約15分くらい 冷蔵庫で寝かせ天ぷら下ごしらえはできました。

その後冷蔵庫から取り出し、ボウルへ入れ 粉っぽさが残るくらいザックリとしてきたら冷水を入れていきます。粉をつけてから揚げていきます。はじめは、中温で両面を揚げて、引き続き高温にしてから、こんがり揚がれば完成です。

サヨリ料理のレシピ5選|サヨリの炊き込みご飯

サヨリの炊き込みご飯の特徴

刺身にできる活きの良いものを炊き込みご飯に使えば、臭みもなく美味しくいただけます。ダシがお米に凝縮されて、食べた時にふわっと香る磯の香りが醍醐味になります。肉ではなく魚をメインとすることでヘルシーな炊き込みご飯になっています。

サヨリの炊き込みご飯のレシピ

米をといでザルで水を切ってしばらく置きます。ゴボウのささがき・人参太めの千切り・こんにゃく千切りを水に浸しておきます。炊飯器に水切りした米としょうゆ、みりん、酒、塩、だしの素を入れてから水を3合の目盛りまで入れます。水切りした野菜を入れてひと混ぜしてからその上にサヨリをのせて、炊飯器をスタートさせます。

サヨリを美味しくいただきましょう

サヨリは、初心者でも十分狙える高級な魚です。基本的な知識の仕掛け、釣り方や注意点を紹介してきました。刺身、塩焼き、炊き込みなど美味しくいただけるメニューやレシピも、この記事を見ていただければハッチりです。新鮮なサヨリをゲットして家族みんなで美味しくいただきましょう。

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