カニ釣りはカニの嗅覚を利用することが重要です。臭いの強いイカの内臓は「イカゴロ」とよばれ、集魚性の高いエサですがなかなか手に入らないので、市販のイカの塩辛などでも代用してもよいでしょう。魚類は、スーパーなどの鮮魚コーナーで安く仕入れましょう。1尾を2,3切れにして付属のエサ用袋の中に入れて口を縛れば準備完了です。
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カニ釣りのコツ
竿を使ったカニ釣りのコツ
竿を使ってカニ釣りを楽しむ場合は、魚を相手にするのとは異なりアタリや引きを楽しむことはできないので、釣れているかどうか定期的にチェックしましょう。カニが絡まるまでの間、大体10分から15分ほどのインターバルを置いて引き上げる「待ちの釣り」なので、竿は2、3本程度用意して投入点をそれぞれ変えてキャストするのが効率が良いでしょう。
竿を使わないカニ釣りのコツ
岸壁沿いや船の下のカニを狙うような目で見て探すカニ釣りのコツはライトの性能にあります。一般的な懐中電灯ではなく、より強力な釣り用のヘッドライトを使うのがおすすめです。水中をライトで照らすと、カニの目が光を緑色に反射するため、目を探して餌を付近に投入するようにしましょう。
カニを釣ったら
カニが釣れた場合は、なるべく早く上げたほうが良いでしょう。カニは非常に鮮度が落ちやすい生き物なので、死んでしまうと途端に味が落ちてしまいます。また、生きている間にもストレスがかかると味が悪くなってしまいますので、釣り上げたらなるべくリラックスした状態で生かしておきましょう。釣り上げたら、バケツでのキープは避け、メッシュの袋に入れて海中につりさげるのが良いでしょう。可能ならば持ち帰る際もエアポンプで生かしておき、家についたら手早く調理することがおいしく食べるコツです。
食べられないカニ
カニの一部には筋肉や内臓に毒をもっており食べられない種類が存在します。中毒症状だけでなく、最悪の場合死に至ることもある強力な毒なので、以下の写真で特徴をしっかり把握してからカニ釣りに臨むようにしましょう。
スベスベマンジュウガニ
体がすべすべで饅頭のように丸い形が特徴です。
関東から九州の暖かい地域に生息しており、筋肉に毒をもつため食べられません。