ヘラブナ釣り入門者必見!必要な道具を動画も交えて解説!

ヘラブナ釣りは、「敷居の高い釣り」と言われてしまうことが少なくありません。とはいえ、必要な道具をそろえ、実際の釣り方についてある程度学べば、誰でも始められる釣りです。この記事では、管理釣り場におけるヘラブナ釣りに最低必要な道具について、動画も交えて解説します。

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ヘラブナ釣りは魅力がいっぱい!

ヘラブナ釣りは,多方面に魅力が詰まっている

ヘラブナ釣りの魅力はそのゲーム性の高さにあります。浮きのバランスからハリスの長さ、エサの配合まで、その日のヘラブナのアタリをいかに増やすかが魅力となります。浮きに伝わる水中(へら)の状況を観察し、推理していく。そうして一投ごとに色々な情報をキャッチし、ヘラブナにアプローチをしてみて下さい。

天候や水質、道具やエサなど、様々な要素が合わなければ安定してアタリは出せません。これらの要素を探りながら、その日の釣れるパターンを見つけていく。それは知れば知るほど奥が深く、魅力的な釣りになるでしょう。

魚釣りの基本ができていれば誰でも入門可能

ヘラブナ釣りは難しくて敷居が高いと思われている方も多いのではないでしょうか。ところが以外と、釣りの基本の作業が分かっていれば誰でも入門できる釣りなのです。

釣りを楽しむため、まずヘラブナの生態なども知っておくとよいでしょう。ヘラブナの生態やレシピが気になる方はこちらの記事もおすすめです。

ヘラブナの生態やレシピはこちら

ヘラブナを含む「フナ」についてはこちら

ヘラブナ釣りに最低必要な道具をご紹介!

ヘラブナ釣りで使用される道具はさまざまありますが、ここではヘラブナ釣りを始めるうえで、最低必要な12種類の道具をご紹介していきます。その中でもおすすめの道具の、それぞれの用途や選び方のポイントを動画を交えてご紹介していきます。

ヘラブナ釣りの道具①竿

ヘラブナ釣り用竿とは?

へらぶな釣り専用の竿として販売されているのが「へら竿」です。へら竿の素材は、大きく分けると、日本伝統の「竹竿」と最新技術の詰まった「カーボン竿」の2種類があります。竹竿は、高価ではあるが竹の持つ粘りと腰があり、カーボン竿は、軽くて丈夫で価格も手頃です。へらぶなを掛けた時にしっかり食い込ませる竿のしなやかさも大事です。

また、シマノやダイワをはじめとする様々なメーカーから発売されていて、長さも短いものだと6尺から、長い竿ものになると30尺までの竿があります。へら竿の長さは「尺」という単位で表記されています。1尺は約30センチとなります。また穂先は蛇口が回転し糸のヨレやカラミを防止する「からみ防止」付きとなっています。

ヘラブナ釣り用竿の選び方のポイントは?

竿は基本、素材・硬さ・調子・長さ・サイズで選びます。へらぶな釣りが初めての人は、「9尺」の竿がよいでしょう。長さは約2m70cmで、短竿で扱いやすいという点と、釣り堀の長さ規定はほとんどが8尺~21尺ですので、釣り堀の桟橋の下に潜んでいるへらぶなを釣るにもとても有利になります。

野釣りでも、釣る場所や時期によっては十分に使用できます。へら竿についてご紹介している動画が有りますので、こちらも参考にご覧ください。

おすすめのヘラブナ釣り用竿(1)がまへら天輝(てんき)9尺

出典:楽天市場

がまかつ(GAMAKATU) がまへら 天輝(てんき) 9尺のスペック

がまかつ(GAMAKATU) がまへら 天輝(てんき) 9尺

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価格(円) 60,570
標準全長(m) 2.7(9尺)
標準自重(g) 63
仕舞寸法(cm) 77.5
使用材料(%) C(カーボンファイバー): 93.2、 G(グラスファイバー): 6.8
モーメント 4.9
継数(本) 4
先径(mm)/元径(mm) 1.1/8.8
適正ハリス(号) 0.3~1

※モーメント(竿を伸ばして振ったときに手元に加わる力)=標準自重(㎏)×  竿尻から重心までの長さ(cm )

繊細な穂先とパワーのある穂持ちでウキの振り込みが容易です。超低反発のカーボンを採用することによって、弾力性のある竿に出来あがっていますので、釣り人が思い通りに大型ベラをあしらうパワーを秘めています。

中硬式胴調子でややしなやかな硬さの振り調子

出典:がまかつ

天輝は竿の継数を増やしたことで、硬さを出さずに、パワーを引き出している中硬式胴調子となっています。張りを抑えたややしなやかな硬さの振り調子ですが、そのイメージとは全然異なるパワーを秘めています。硬さではなく粘りでもって、大型べらでも遊ばれることのない取り込みができます。

使われている竹は、カーボンよりもかなりやわらかい繊維構造を持っているのですが、節があることにより竹の断面が楕円に潰れようとするのを防ぎ、大型べらでもじわりじわりと浮かせるトルクを秘めているので、パワーを発揮することが出来ます。長さは2m70cm(9尺)となっていて、短竿で汎用性があることから入門者にもおすすめです。

おすすめのヘラブナ釣り用竿(2)がまへら 紬(つむぎ) 9

がまかつ がまへら 紬(つむぎ) 9

 

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価格(円) 21,870
標準全長(m) 2.7(9尺)
標準自重(g) 58
仕舞寸法(cm) 98.5
使用材料(%) C(カーボンファイバー): 96.5、 G(グラスファイバー): 3.5
モーメント 4.4
継数(本) 3
先径(mm)/元径(mm) 1.3/9.2
適正ハリス(号) 0.2~1

有り得る限りの場面で活躍する中硬式本調子となっています。柔軟な材料と力強い材料を織り交ぜることによって、短竿独特のの竿の反発を抑えていますので、いきなりの喰い走りにも竿が柔軟に対応して、ハリス切れも防いでくれます。また軽く仕上げていることにより、管理釣り場においての回転の速い、夏の両ダンゴ釣りにもストレスを感じることなく扱っていただけます。

へら竿の中で調子体系の中でも、ちょうど真ん中に属する調子となっていますので、使い手を選ぶこともなく浅棚からチョーチン、底釣りに至るまで、ほとんどの釣りにご使用いただけます。

ヘラブナ釣りの道具② 道糸

ヘラブナ釣り用道糸とは?

竿先からハリスを結び付けるヨリモドシやワカン(輪環)がある部分までのことを道糸と言います。また、竿の先端にある道糸を結ぶ部分を蛇口と言います。道糸を竿先につけるやり方の動画が有りますので、参考にご覧ください。

次に、ヨリモドシの付け方の動画をご覧ください。

ヘラブナ釣り用道糸の選び方のポイントは?

へら鮒釣りをする時の標準的な道糸の太さは、4-10月頃までの魚の活性が比較的高い時期には、0.8号から1号です。細い糸を使用したほうが釣果も上がりやすくなるのですが、細糸は、からまったり切れたりするためトラブルも多くなります。

そのため、はじめのうちはやや太めにしておくと安心です。初心者には1号がおすすめです。また、道糸と比べ、数段細い糸を使うのがハリスの部分です。

おすすめのヘラブナ釣り用道糸 バリバス プロバージョンV へら 道糸 50m

モーリス(MORRIS) ナイロンライン バリバス プロバージョンV へら 道糸 50m 1.0号 ブラウン

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価格(円) 1,560
全長(m) 50
号数(号) 1.0
カラー ブラウン
素材 ナイロン

風や波の影響を受けにくくなっているため、沈みの良さでへら鮒のアタリもしっかりと伝え、速い釣りにも対応します。またスーパータフコーティング加工(SP-T)を施していますので、ウキ止めゴムの移動時に起きやすいといわれるチヂレも抑えています。

VA-G製法によって、細糸でも強さは充分耐えられます。さらに余分な伸びや縮みを抑えることにより、タナぐるいを解消しています。浅ダナから底釣りに至るまで、全域にわたって高性能を発揮します。初心者にはナイロン1号くらいの太さが無難です。

ヘラブナ釣りの道具③ ウキ止めゴム

ヘラブナ釣り用ウキ止めゴムとは?

道糸にウキのストッパーとして取り付けておく釣りの道具のことをウキ止めと言い、ウキ釣りでは必要不可欠な仕掛けの一部となっています。特に遊動ウキ仕掛けは、ウキ止めがないと道糸が送り込まれてしまうため、根がかりやトラブルの原因にもつながります。

ウキ止めの素材は、一般的には糸とゴムですが、ウキゴムでウキを止めるものがウキ止めゴムとなります。先端の輪っかに道糸を通して、それからゴムを道糸側にスライドするだけでセットできるので初心者にも扱いやすくなっています。

ヘラブナ釣り用ウキ止めゴムの選び方のポイントは?

まず大事なのは、ウキ止めゴムを使う道糸(ライン)の太さに見合ったサイズのものを選択することです。サイズが合っていないときっちりと止まらなかったり、ほどけたり、割れてしまうなどトラブルの原因となります。

おすすめのヘラブナ釣り用ウキ止めゴム ウキ止めゴム 黒 (goku-bk-0817)

 

希粋 へらパーツ(徳用30入) ウキ止めゴム 黒 (サイズ:小々/小/中/大) (goku-bk-0817)|大

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価格 826円
カラー ブラック
サイズ 少々(0.3~0.8号)、小(0.4~1.0号)、中(0.6~1.2号)、大(1.0号~2.0号)
入り数 1パック30個入り

道糸やウキのサイズに応じて幅広く対応するウキ止めゴムです。たっぷりサイズで太さもいろいろ、30本入っています。ウキ止めの製品パッケージには適合道糸の号数が記載されていますので、必ず道糸(ライン)の太さに合った製品を使うようにしましょう。

ヘラブナ釣りの道具④ ウキゴム

ヘラブナ釣り用ウキゴムとは?

道糸に取り付け、実際にウキを差し込むための道具です。道糸に取り付けるときは、ウキ止めゴムとウキ止めゴムの間に通します。遊動ウキ仕掛けはウキ止めがないと道糸が送り込まれてしまい根がかりやトラブルの原因につながります。ではここで、ウキ止めゴムとウキゴムの道糸への取り付け方の動画が有りますので、参考にご覧ください。

ヘラブナ釣り用ウキゴムの選び方のポイントは?

昔と違ってウキの足の太さが多様化していて、誘導式のウキゴムもそれに合わせて種類が増えています。ヘラブナの小さなサワリを逃さないものを選びましょう。軽くて耐久性のあるものがおすすめです。

おすすめのヘラブナ釣り用ウキゴム へら専科プレミアム遊

出典:松岡釣具

価格(円) 345
タイプ クリアータイプ
入数(個) 3
規格(カラー)/サイズ:内径(mm) 小(グリーン)/0.9、中(オレンジ)/1.2、大(ブルー)/1.5

標準的な遊動式仕掛け用ウキゴムです。超軽量設計ですので、ウキの性能を最大限に引き出し、高耐久素材ボディーはウキ足をガッチリホールドします。ライン通りが抜群のステン管を採用したこのモデルは、1本ずつ手作業で仕上げるシンワのプレミアムモデルです。ヘッドカラーにより、サイズも一目で見分けることができます。

ヘラブナ釣りの道具⑤ ウキ

ヘラブナ釣り用ウキとは?

魚のアタリだけを伝えるのでなく、水の中の情報がすべて感じられるのがへらウキです。へらウキは、トップ、ボディー、足の3要素で出来ています。色のついた目盛り部分をトップ、ウキの中央部をボディー、ウキの一番下の部分を足と言います。へらウキの説明の動画が有りますので、参考にご覧ください。

ヘラブナ釣りは、他の釣りのように、いきなりウキやウキゴムが消し込むようなアタリでははありません。微妙な前触れが合ってから、本アタリが来ることがよくあります。このような微妙な魚の動きが分かるのも、ヘラウキの役割の一つです。餌をつつく時のヘラブナの水中での状況と仕掛けの様子を動画で見てみましょう。

ヘラブナ釣り用ウキの選び方のポイントは?

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