ヘラブナ釣り入門者必見!必要な道具を動画も交えて解説!

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前述で述べましたように、ヘラブナ釣りのウキは、トップ、ボディ、足の3要素で出来ています。その中でトップの部分は、材質の違いによってアタリの出方やエサが落ちる時の目盛りの決め方が違ってきます。ヘラウキのトップは、パイプトップとムクトップの2つの種類に分かれます。

パイプトップとムクトップの違い

パイプトップは、トップが太く、浮力が大きいため、大きなエサが打てます。また、エサ落ちの目盛りを上に決めることで、浮力を殺すのがコツです。

またムクトップは、トップが細く、浮力が小さいため、小さなアタリでも大きく出ます。エサ落ち目盛りはトップの付け根から3分の1~中間ぐらいの長さのところを目安に設定すれば良いでしょう。へらウキの選び方についての動画が有りますので、ご覧ください。

おすすめのヘラブナ釣り用ウキ バトルシリーズ(PC深宙)

出典:松岡釣具

価格(円) 現在欠品中
ボディー ホウキ6.0mm
トップ PCムク1mmストレート
カーボン

基本的なチョーチン オールマイティーなウキです。巧実浮子のチョーチン設計の中でもっとも使いやすいウキで、共エサ両ダンゴから沖のバラグルまで、浅ダナトロ巻き設計でオールマイティーにかつ使いやすくできています。

ヘラブナ釣りの道具⑥ オモリ

ヘラブナ釣り用オモリとは?

仕掛けを沈めるためのオモリのことです。ガン玉や板オモリが有りますが、ガン玉で微調整をするよりも板オモリを切りながら調整した方が簡単です。ウキがボディーまで浮くようならオモリ不足なのでオモリを足し、沈み過ぎるようならオモリが重すぎるのでオモリを減らすなど、調整が必要です。

板オモリを道糸に巻く時の巻き方にコツが有りますので、それについての動画を見てみましょう。

ヘラブナ釣り用オモリの選び方のポイントは?

へら釣りでは鉛が薄い板状になった板オモリを主に使います。薄手は厚さ0.2mm、普及品は厚さ0.25mm、厚手は厚さ0.4mmとなっています。ハサミで切ることができますので微妙なオモリ合わせができます。ウキの沈み具合によって調整して下さい。

おすすめのヘラブナ釣り用オモリ リコーサーバンス 極細板オモリ(M-0.2mm)

価格(円) 129
幅(mm) 10

幅1cmの極細の板オモリとなっています。巻きやすく、微調整も楽ですので小ウキに最適です。チョウチン釣りに最適で、フカセ的にも最高です。オモリを好みに応じて移動出来ますので、糸もからまない(まつらない)ように作られています。また、号数によりウキのバランスに合わせられます。

ヘラブナ釣りの道具⑦ スイベル

ヘラブナ釣り用スイベルとは?

ヨリモドシやサルカンとも呼ばれていますが、目的は同じで、道糸とハリスを結ぶ役目と、釣り糸のヨレを解消する役目があります。結び方の分かりやすい動画が有りますのでご覧ください。

ヘラブナ釣り用スイベルの選び方のポイントは?

サイズが大きくなるほど強度も上がります。大きいほど重量も重くなるため、必要最小限のサイズを選ぶようにしましょう。スイベルにスナップが付属している「スナップスイベル」もあります。これは他の釣り具と連結を容易にしてくれる便利なものです。

おすすめのヘラブナ釣り用スイベル パワースイベル クロ #8

NTスイベル(N.T.SWIVEL) パワースイベル クロ #8

Amazonで見る

価格(円) 171
サイズ(号) 8
強度(kg) 27
入り数(個) 10

ローリングの約2倍の強度で、27kgの重さに耐えられます。サイズは8号で極小サイズとなっています。このスイベルは、あらゆる仕掛作りに最適です。

ヘラブナ釣りの道具⑧ ハリス付きハリ

ヘラブナ釣り用ハリス付きハリとは?

ハリに元からハリスが付いているものをハリス付きハリと呼びます。ハリとハリスを結ぶ手間が減り、また、ハリとハリスの号数を合わせる必要がなく、入門者にもおすすめです。

またハリス付きハリは、初心者向けに利便性や汎用性の高さに焦点を当て、価格も安価に設定するため、ナイロンハリスが巻かれていることが多いです。

中級者から上級者になると

釣りの中級者から上級者になってくると、仕掛けは自分で作るという人が多くなり、ハリにハリスを巻くのも自分でするという人も増えてきます。ハリとハリスの結び方の動画が有りますので参考に見て下さい。

ヘラブナ釣り用ハリス付きハリの選び方のポイントは?

ハリス付きハリは、コンパクト竿やノベ竿に適しています。また魚種に合わせてハリが選べますので、ハリ号数に合わせてハリスの太さも異なるので魚のサイズに合わせて選んでみましょう。エサを撒いてヘラブナを集める上針には6号、食わせの為の下針は3~4号程度の針を使った釣り方が無難で初心者にはおすすめです。

おすすめのヘラブナ釣り用ハリス付きハリ Sasori新改良スレ糸付き鈎 5/0.4

LINE SYSTEM(ラインシステム) Sasori新改良スレ糸付き鈎 5/0.4

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価格(円) 314
鈎:新改良スレ(号) 5
ハリス:将鱗(号) 0.4
長さ(cm) 75
入り数(本) 10

ラインメーカーの東レインターナショナルの将鱗とSASORIが手を組み、今世紀最強といわれる糸付き(ハリス付き)鈎を発売しました。 ハリスには将鱗が使用され、また鈎にはSASORI独自の新改良スレが採用されています。

長さも75cmあるので、厳寒期の繊細な釣りから 最盛期のつりに至るまで、全ての条件に対応しています。また号柄も豊富な品揃えで、特殊な条件の下でも容易に対応することが出来ます。エサを撒いてヘラブナを集める上針には6号、食わせの為の下針は3~4号程度の針を使った釣り方が無難で初心者にはおすすめです。

ヘラブナ釣りの道具⑨ 竿掛け一式

ヘラブナ釣り用竿掛け一式とは?

竿掛け(竿受け ロッドホルダーともいう)と万力がセットになっているものを竿掛け一式といいます。磯に置いてしまうと傷がついてしまったり、魚が来た時に曲がって傷がつき、そこが折れてしまうこともありますので、なるべく竿を傷つけないために竿掛けが必要となります。

竿掛け(竿受け)は2つに大分化

1つは船釣り用で、万力を使って船体に固定します。船体から垂直になるように竿を伸ばします。もう1つは陸釣り用で、脚立や重り等で地面に固定し、水中に伸ばします。脚立に竿掛けが付いてるものと、竿掛けのみで土台が別売りのものもあります。

ピトン棒(チャラン棒)という鉄のステンレスタイプの棒に、荷物をかける為の荷掛けのフック、竿を掛ける為の竿掛け(万力)を付けたピトン(竿掛け一式)というものもあります。竿を掛けておくと両手があくので、竿休めだったり、仕掛けを交換するときに役立ちます。ピトンの説明を動画で見てみましょう。

ヘラブナ釣り用竿掛け一式の選び方のポイントは?

竿掛け一式は、竿掛けと万力がセットになっています。竿掛けは 一本半物と二本物がありますので、竿の長さに合わせて選んで下さい。また竿掛けのデザインには、口巻き、段巻き、笛巻き(芽出し段巻きとも呼ばれる)、総塗り等があります。見比べてみて下さい。

おすすめのヘラブナ釣り用竿掛け一式 竹製竿掛け 1本半物 + 銘木大砲万力セット

出典:楽天市場

価格(円) 6,480
セット内容 竹製竿掛け1本半物(袋付) 標準全長:(1本半/140cm)(1本物/97cm)
銘木大砲万力

スタンダードで人気の高い定番セットです。竿掛け一式となっており、竿掛け(竿受け)1本半物と万力がセットになっています。竿の長さに合わせて竿掛けも調節します。 込み調整も不要で、すぐに使用可能となっています。

15尺程度までの中尺竿の使用にマッチします。セットの時には込みが少々余りますが、正常ですので無理に挿し込むようなことはしないで下さい。天然素材を使用している商品ですので、微妙な素材の模様や色の違いがあります。

ヘラブナ釣りの道具⑩ 餌ボウル

ヘラブナ釣り用餌ボウルとは?

餌を混ぜ合わせるための道具です。餌ボウルに餌を計量カップで測って入れ、分量の水を入れて手で混ぜ合わせます。ボウルは2つ用意し、1つは餌を混ぜ合わせるため、もう1つは水を入れ計量カップで測ってすくうためと手を洗うことに使用します。

上バリ、下バリの両方に同じエサを付けたものを両ダンゴ(ダンゴの共エサ)といいます。また冬場など、水温が下がりヘラブナの活性が落ちる時期には、上バリ、下バリで違う餌を使い、集魚を高めるセット釣りがおすすめです。

ヘラブナ釣り用餌ボウルの選び方のポイントは?

ヘラブナ釣り用餌ボウルの選び方としては、へら鮒釣りのグルテンエサがあまりこびりつかないもの、またその効果がより持続する素材のものが良いでしょう。色も数種類ありますのでお選びいただけます。両ダンゴでのセット釣りがおすすめです。ダンゴエサの作り方の動画が有りますので見てみましょう。

おすすめのヘラブナ釣り用餌ボウルは グルテンボウル PA-03

出典:松岡釣具

プライムエリア グルテンボウル PA-03の特徴

へら鮒釣りのグルテンエサがあまりこびりつかず、またその効果がさらに持続する新素材を採用しております。サイズは180mm×60mmで、50ccから200cc分のグルテンエサに対応しています。色はオレンジ、スカイブルー、レッドの3色があります。。

自重を持たせていますので、風にも飛ばされにくく、エサも練りやすいものとなっています。またボウルを重ねた際の密着を防ぐ“スタッキングエッジ”構造も採用していて、とても使い勝手の良い標準的な餌ボウルとなっています。

バラケとグルテンのセット釣り

冬場はヘラブナの活性が落ちるため、簡単にエサに飛びつかなくなります。エサの周りに寄ってきても、なかなかサワリが出ないこの季節は、集魚を高めていくことがポイントとなります。そのためには、さなぎ粉が多く入っているバラケがとても効果的です。

宙釣りでは、麩の粒子がサラサラと下にバラけてくれるエサで、底釣りでは膨らむバラケにより刺激され、それを追っていきながら下バリのグルテンを食わせる、とい仕方がバラケとグルテンのセット釣りということになります。

オールラウンドの釣り方

釣り方を問わずタナにヘラブナを寄せ続けることによって、下のグルテンを食わせるというやり方は、ヘラブナ釣りの基本といってもいいでしょう。ですので冬の管理釣り場だけでなく、野釣りにおいては年間を通し、この釣り方が威力を発揮することになることから、オールラウンドの釣り方といえるでしょう。

ヘラブナ管理釣り場3選

ヘラブナ管理釣り場① ビン沼川(ビン沼自然公園)

釣り期間 ベストシーズン 4月下旬~10月末
釣り料金(円) 400
おすすめ竿・釣り方 竿12尺~16尺の宙釣りがメイン
住所 〒354-8511 埼玉県富士見市大字鶴馬1800-1
連絡先 富士見市役所 まちづくり推進課 電話:049-251-2711 内線454

埼玉県下最も人気がある釣り場です。土日になりますと、車の止めやすい絶好のポイントは、多くの釣り人でいっぱいになります。野釣りとなりますので釣り台が必要です。

南畑の機場から上流まで釣りが可能となっており、釣れるヘラブナは、だいたい25cm~37cmくらいが主体です。時折40cmオーバーのものも釣れます。エサは、夏であれば両ダンゴかオカメのセットがおすすめです。上ハリス10cmで、下が60cm位の段差のあるところが定番の攻め方となっています。

チョウチン釣りも楽しめる

週末は人気のポイントである、砂塚橋下流や墓場下から早々と、釣り人で埋まってきます。最も下流の機場付近になりますと、水深が5~6mと深くなり、11から12尺の竿でチョウチン釣りも楽しめることから、こちらも休日は場所取りで混雑しています。ビン沼川のヘラブナ釣りの動画が有りますので、こちらもどうぞ。

ヘラブナ管理釣り場②小貝川吉野

営業時間 4月1日~9月30日 5:30~16:00 / 10月1日~3月31日 6:30~15:00
定休日 木曜日 (祝日の場合は営業)
釣り料金 1日1,500円 / 半日500円
規定 竿:自由 / 棚:自由
その他 駐車場・食堂有り
住所 茨城県常総市上蛇町吉野公園
連絡先 電話:0297-22-9349

池は馬蹄形をしており、茨城県常総市が管理する吉野公園内にあります。。夏は増水し、冬は減水しています。駐車場からは少し遠いので、キャリーカーなどがあるとよいでしょう。2015年4月に工事が完了していて、桟橋からの釣りが可能となっています。

ヘラブナ管理釣り場③清風池

営業時間 5月~9月 6:30~16:30 / 10月~4月 7:00~16:00
定休日 毎週水曜日
釣り料金(円) 見学1,000、会員1,500、一般2000、女性1,500
収容人数    70名程度
住所 滋賀県甲賀市甲南町希望ケ丘3丁目35
連絡先 電話:080-3108-1001
竿 8尺以上 桟橋は17尺まで
エサ ウドン、ダンゴ、グルテンだけ。 トロロは禁止。
スレ針
禁止事項 宙釣り、カッツケ釣り、前落し、フラシ、段底 (たもを必ず使用)
その他 食堂あります(清風弁当または清風スペシャル弁当のみ)。近くにコンビ二や食事処もあります。水洗トイレや ウオシュレットもあります。
駐車場 完備(会員規約または駐車場規約を確認してください)

道具をそろえてヘラブナ釣りへGO!

ゲーム性が高いヘラブナ釣りですので、初心者の方でもきっと楽しさが分かるでしょう。道具を揃えて行くのも楽しみがあります。道具を1つ1つ揃えながら、自分なりの釣り方を研究してヘラブナ釣りに挑戦してみませんか。

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