コマイ(氷水魚)ってどんな魚?釣り方や美味しい料理は?
さて、早速ですが皆さんコマイ(氷水魚)と言う魚はご存知でしたでしょうか?名前は知っている、食べたことがある方は結構いるのではないでしょうか?関東でもスーパーで干物がある普通に売っていますし居酒屋のメニューなどにもありますね。では、コマイ(氷水魚)釣ったことがある方はどれくらいいるでしょう?これはなかなかいないのではないでしょうか。そんな釣り人の皆さんの疑問にお応えできるように頑張ってご紹介しますので、よろしくお願いします。
コマイ(氷水魚)の名前の由来ですが、氷水魚と言うからにはなにか冷たい海にいそうな感じの名前ですが、まさにその通りです。冬の寒さ厳しい時に氷を割って捕獲していたことからこの漢字がつけられたのです。コマイ(氷水魚)という発音はアイヌ語が起源で、アイヌ語では他にもカンカイと呼んでいます。コマイ(氷水魚)は寒い海の中でも暮らしていけるように血液の中に氷点下でも凍らない物質を持っています。寒さ、冷たさに負けないたくましい魚なのです。
コマイ(氷水魚)の生態を知ろう
魚の生態を知ることは釣りをする上で非常に大事なことなので、さっそく基礎知識としてのコマイ(氷水魚)の生態をご紹介していきます。魚の生態を知れば釣り方なども具体的にイメージが湧きますし、その魚の魅力に触れることにつながることも多いです。しっかりと生態を把握して釣果に繋げられるようにしていきましょう。
コマイ(氷水魚)の産地は北海道
コマイ(氷水魚)の分布は黄海、日本海、オホーツク海、ベーリング海の北太平洋の水深200mより浅いところですが主にに北海道が産地となっています。釣るには北海道に行く必要があります。北海道の中でも根室、釧路が最大の産地で、同じ北海道でも函館などの道南ではあまり見かけません。コマイ(氷水魚)を釣りに北海道へ遠征する際には、苫小牧よりも北の地域に行く必要がありますのでお出かけの際はお間違いのないようにご注意ください。
コマイ(氷水魚)の体長
関東などでよく目にするコマイ(氷水魚)の干物はたいてい小ぶりなものが多いですが、全長55センチ体重1.3キロというコマイ(氷水魚)がいたという記録が残っています。タラの仲間ですから大きくなるのだと思いますが、そんな大きなコマイ(氷水魚)を見たらちょっとビックリですね。普通に釣るなら体長20センチ前後のコマイ(氷水魚)を狙いましょう。ちなみに、コマイ(氷水魚)は出世魚で、30センチ以上のものはオオマイと呼ばれています。
コマイ(氷水魚)の旬
コマイ(氷水魚)の旬、美味しい時期はなんといっても冬場です。冬は産卵期に備えてプリプリに太ったコマイ(氷水魚)が増えるからです。また、5月から8月にかけてもよく獲れますので、釣りに適した時期という意味では年に2回のコマイ(氷水魚)釣り最適時期があるということになります。冬の北海道は相当寒いですが最適時期の中でももっとも最適な冬場にコマイ(氷水魚)を釣りに出かけられることをおすすめします。防寒は十分にしてくださいね。
コマイ(氷水魚)のおすすめの釣り場はここだ!
北海道の各地に点在しているコマイ(氷水魚)の釣り場ですが、どういったところがあるのかを調べてみました。もちろん、下記にご紹介した場所以外にも釣り場はたくさんありますので、あくまでも参考の釣り場としてみていただいて結構です。釣り場を探す準備も楽しいものですので、ご自身でも色々調べてみてくださいね。
遠別漁港
稚内・宗谷エリアにある遠別漁港です。地元ではコマイ(氷水魚)がよく釣れるポイントとして有名です。駐車場はないもののトイレが港内にあって、コンビニも車で行けばすぐのところにあるので安心です。