イサザの踊り食いは絶品!料理方法や料理が食べられる場所もご紹介!

だし汁にみりん、醤油、酒を加えその中にイサザを入れ、イサザが白くなったら溶いた卵でとじれば出来上がりです。お好みで菜の花など入れれば見た目も美しく、イサザのツルンとした食感が楽しめる一品です。

イサザのお吸い物

イサザはお吸い物にしても美味しくいただけます。だし汁に醤油、塩少々をお好みの分量で入れます。軽く煮立たせた中にイサザを入れイサザが白くなれば完成です。お好みで卵や緑の葉物野菜などを入れれば彩も鮮やかになります。お吸い物のお出しと、イサザの食感が絶妙でスルスルいただけます。

イサザの取り方はアミで取る

イサザ漁は遡上してくる河口に網を仕掛けて漁をする方法です。地域によって漁の仕方は様々です。現代でもイサザ漁は機械を使わず手作業で何度も何度も行われる伝統的な漁の方法で行われています。

四つ手網漁

この漁法は十字に組んだ竹の四隅に網を張り、川に浸して網に入ってきたイサザをタイミングを見計らって引き上げる方法です。引き上げた後は棒などで網を叩いて中央にイサザを寄せて杓子で掬ってとります。江戸時代から続けられている方法なんです。

袋網漁

河口に竹などで足場を組み、太い竹の先に一度入ったら出られない仕掛けの網を取り付け川に浸してとる漁の方法です。足場からは何本も竹が川に刺さっています。それを適度な時間浸しておくと筒状の網の中にイサザが入っています。入ることは出来ても出る事は出来ない形に網が作られており、ひきあげられた筒状の網を軽く叩き、絞ってある口にイサザを集めます。絞ってある口を開ければイサザが流れ出てきます。長く、重たい竹を引っ張って足場まで網を引き揚げる事を繰り返し行います。体力がいりますね。

漁業権が必要

ndemello / Pixabay

イサザは年々河川の汚染や埋め立てなどで漁獲量が減ってきています。自然の保護や河川や湖沼の魚が減少したり絶滅しないように漁業法の法令により漁具や漁方の禁止や制限がありますので、誰でも気軽に漁具を使ってイサザをとることはできません。漁具の網目の大きさなども指定されており、使用する漁具の申請などを行わなければ漁をすることはできないので注意してください。

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