朝マズメとは?何時から何時頃まで?釣れる理由や狙える魚も徹底解説!

植物性プランクトンは、光合成に有利な環境を求めて表層近くまで浮上します。人間の目には小さすぎて識別できませが、海中の食物連鎖の基礎を担う大切な生物です。また、植物の酸素供給量の約半分を植物プランクトンがまかなっているとも言われます。

プランクトンを食べる魚は小魚

プランクトンを食べる魚の代表は、アジ、サバ、イワシ等の小魚です。シーバスやマグロの大型の魚はプランクトンを食べる小魚を食べに接岸します。釣り人にとっては念願の大物を狙うことが出来る大チャンスが到来です。

理由その2 ベイト

プランクトンを食べる小魚の活性が上がると、その小魚をベイトにする大型の魚も目を光らせることになります。小魚が動けばつられて大型の魚も動きだすのです。堤防の際までランカークラスの大物がゆらりと大きな魚体を寄せてくるのです。

小魚を追ってくる食魚性のターゲット

小魚をベイトにする魚にはシーバスやハマチ、ヒラメ、マゴチ、淡水だとブラックバスが有名です。大型の魚になるほど警戒心が強く個体数も少ないので釣るのはむずかしくなります。これらの魚が警戒心を解いて食べまくる時間。それが朝マズメの時間です。

 理由その3 魚の回遊

朝マズメは青物の回遊も期待できます。豆アジ等の小魚がが回遊し接岸します。それを狙った大物青物の回遊が始まるのです。青物は基本的に回遊性。接岸しなければ釣れる可能性は極めて0に近い。ベイトを見つけたら、回遊の期待は高まります。

堤防から狙える回遊漁の代表ハマチ

堤防から狙える回遊魚の青物と言ったらハマチです。ハマチは出世魚で魚体の大きさによって名前が変わります。ツバス → ハマチ → メジロ → ブリといった具合です。この魚が人気なのは何といっても超強力な引きの強さ!半端ないファイトでスリリングでエキサイティングです。

朝マズメは表層のルアーで釣れる

植物性プランクトンは太陽光を求めて大量に表層へ集まります。表層に集まったプランクトンを食べに小魚も浮いてきます。表層を巻くルアーにガツンと引ったくるようなアタリが出るのはこのためです。普段はあまり使わないフロター系の出番です。

理由その4 魚の視界が良くなる

魚の視力は一般的によくありません。魚によっては白黒の盲目だともいわれます。夜行性で暗い時間でも狩りの上手な魚もいますが、多くの魚は餌を見つけることが困難。日の出で海中に光が差すと魚にとっても餌を見つけやすいグッドコンディションになります。

朝マズメは魚にルアーをアピールする

朝マズメは魚の活性が上がっている時間です。アクションは大きめで、派手な色を使います。狙った魚にルアーをアピールして見つけて貰うのが第一です。活性の高い魚は驚くほど無警戒にルアーにアタックしてきます。

朝マズメに投げたいルアー

朝マズメに投げたいルアーは当然マッチザベイト。接岸しているベイトに合わせたカラーを選ぶのがベストです。何が泳いでいるのかを見極めてルアーを選択します。逃げ惑う小魚を演出してターゲットのアピールします。

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