リール側のできたねじれを戻す時はリール側の真っ直ぐな位置で糸を指でつまんで押さえ、輪側の糸をねじれとは逆方向に回転させて糸を真っ直ぐになるようにする。真っ直ぐな位置からもう片方の指でつまんで輪側に伸ばすように移動させるとスムーズにヨリを直すことが出来ます。
ビミニツイストの結束手順⑧ エンドノットで固定する
リール側の糸のねじれを直し終わったら、先端側の余った糸を使ってエンドノットを用いてヨリ部分の本締めを行っていきます。輪側の糸を2本まとめた状態で先端側の糸を4~5回巻き付け、ヨリの根本を緩まない様にしっかり固定を行います。
手順⑧のコツ
エンドノットでヨリ部分の固定を行う時は、ヨリ側に軽く糸を引きながら張るようにして行うと失敗しづらくなります。途中しっかりとループにヨリを解きながら行うと綺麗に固定が出来ます。エンドノットはしっかりヨリの根本の来るように結び、かけたテンションが落ちてしまわないように注意しましながら固定します。
ビミニツイストの結束手順⑨ 余分な糸を切る
エンドノットを使ってヨリの部分の固定が終わったら、先端側の余っている糸を糸切バサミなどで切断します。エンドノットで固定して余った糸は、固定したヨリの根元から少し離れた位置で糸を切ります。余らせた糸の先端をライターの火などで少し炙って焼く事で固定した糸が解けにくくなります。
手順⑨のコツ
先端側の余った糸を切る際は、あまり根本近くで短く切ってしまうとエンドノットが解けてしまう恐れがあるので多少長めに残して糸を切ります。糸を切ったら糸の先端部分をライターなどで炙ります。糸の先端部分を炙る場合は、炙り過ぎて糸の余りが無くならない様に注意して行うようにすると固定した糸が解けなくなります。
ビミニツイストをマスターし実践する
ここまでビミニツイストの魅力や結び方について紹介しました。しかし、いくら文章で説明してもその魅力を一番に感じることの出来るのは、実際に釣りに行き自分でビミニツイストを使う事です。自分でライン編成を行い獲物を釣りあげる事に代わる魅力はありません。この記事を読んで少しでもビミニツイストに興味が沸いたらぜひ実践してみてください。