シマドジョウの飼育|押さえるべきポイントまとめ|

丈夫で病気にならないと言われているシマドジョウですが、何かしらの原因で病気になる可能性があります。そのためには日々の観察は必要です。シマドジョウの動き方や健康状態をチェックすることによって、病気を早期発見することができます。ここでは、病気の症状や治療方法を紹介していきます。

白点病

シマドジョウにウオノカイセンチュウ(繊毛虫の一種)が寄生して、体に白い斑点ができる病気です。治療方法は、他の魚が水槽にいる場合は、病気になったシマドジョウを別の水槽に移してください。水を半分程度取り替えて、マラカイトグリーンやメチレンブルーなどの薬品を投与します。ヒーターで水温を28度にあげる治療も効果があります。

水カビ病

シマドジョウの体やヒレにできたスレ傷に白い綿のようなミズカビが寄生してしまう病気です。治療せずにそのままにしておくと全身に拡がります。原因はミズカビが発生する水の汚れや水温低下です。治療方法は、半分程度の水を取り替えて、ニューグリーンF・アグテンの薬品を投与します。ピンセットなどでミズカビをとって、患部に薬品を塗布する治療も効果があります。

シマドジョウの魅力

シマドジョウのことをいろいろご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。シマドジョウの魅力は何と言っても、簡単な設備から準備できて、飼育が他の観賞魚より難しくないところです。また金魚やメダカなどの混泳ができることやその魚たちが食べ残したエサを食べて掃除をするシマドジョウには水槽で飼育するメリットを感じます。そんなシマドジョウを飼育してみませんか。