イラって魚が美味しい!生態や釣り方、美味しいレシピを紹介!

イラってそもそも食べられるのでしょうか?結論から言うと食べられます。一般には釣れても捨てられてしまうことが多く市場に並ぶことは少ないのだそうです。しかしながら、九州地方では島の方を中心に人気が高く、鹿児島市内でも食用として売られていることもあるそうです。

イラの味とは?

イラは癖のない柔らかな白身魚で、意外にもなかなか美味らしいのです。漁師町では赤ちゃんの離乳食に使われるほど、まろやかな味わいのお魚なのだそうです。イラが釣れても捨てられてしまう理由としては、磯臭く味が薄いからと言われています。しかしながらそれは大きな誤解と言えそうです。

イラの出汁は高級な味?

島の人たちに人気なのが、そのまま出汁につかう方法なのだそうです。イラからは、かなり良い出汁がでるらしく、その味は格別なのだそうです。聞いたことがないお魚を食べるのに抵抗がある人も、出汁汁なら気軽に挑戦できるのではないでしょうか?今まで捨てていた釣人たちも、試しに出汁だけでもとってみてはいかがでしょう。

イラの旬

イラの産卵期

イラの産卵期は6月から9月にかけてとされています。魚の一番美味しい時期は一般的には産卵前と言われています。産卵に備えて餌を多く食べ、脂肪を蓄えるため、アミノ酸の質も良いとされています。反対に、産卵期から産卵直後は味が落ちるため、なるべく避けたほうが良いそうです。

イラの美味しい時期

イラの産卵期を踏まえて、イラの美味しい時期は晩秋から春にかけてと言えるでしょう。11月~4月くらいまでが食べ頃で、なかでも冬場の12月~2月が最も美味しいとされています。夏が近づくと産卵期に入ることに加えて、暑さでくさみが増すため、注意が必要とのことです。

イラの釣り方

イラは磯釣りまたは沖釣り

イラは単独で行動しているため、イラを狙った釣り方は存在しないようです。どちらかというとイシダイなど他の磯場にいる魚を狙ったところ、偶然にも釣れてしまうといパターンが多いようです。磯場に多くいることから、陸釣りで岩礁域を狙うか、船で沖に出てみるのがいいようです。

イラ釣りの時間帯

イラは夜行性であり昼間は岩陰で眠っていることが多いようです。そのため、夜から早朝にかけてがイラ釣りのベストな時間帯といえるでしょう。暗い中での磯釣りは危険を伴うため、十分に注意し、イラ釣りに挑戦してみましょう。

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