アブラカレイの切り身は骨も皮もついていない状態で売られていることが多いので、小さな子供でも骨を気にせず食べることができます。南蛮漬けにすることで、脂の多いアブラカレイもさっぱりと食べることができます。前の日に作ってしっかりつけることで、とてもさっぱりと食べられます。
作り方
- アブラカレイ・・・500g
- 塩コショウ・・・少々
- 片栗粉・・・大さじ6
- 玉ねぎ・・・1/2個
- 人参・・・1/3本
- 青シソ・・・3枚
- 千切りショウガ・・・大さじ1
- 酢・・・50cc
- 白だし・・・30cc
- しょう油・・・30cc
- 水・・・30cc
- 一味唐辛子・・・少々
野菜をすべて千切りにし、調味料も混ぜ合わせて南蛮漬けのたれを作っておきます。アブラカレイを食べやすい大きさに切って、塩コショウで下味をつけ、片栗粉をまぶしてきつね色になるまで揚げていきます。
揚げあがったらなるべく早く先ほど作った南蛮漬けのタレに漬けます。千切りにした野菜もすべて漬けダレの中に入れます。そのままその日に食べることもできますし、粗熱が取れたら冷蔵庫で一晩馴染ませてからでも食べることができます。
Contents
アブラカレイのおすすめ人気レシピ15選⑩ 蒲焼き
土用の丑の日に食べるウナギですが、高くてなかなか手が出せない・・・というときにアブラカレイで蒲焼きを作ってみてはどうでしょうか?脂がおおいアブラカレイならウナギの代用としても十分です。ウナギのたれと一緒にご飯を食べればウナギと間違えてしまうかもしれません。
ウナギをアブラカレイにすることで安価に
毎年土用の丑の日になるとウナギを食べるのですが、年々ウナギが高くなっていて、家計に響いてしまう。という方のために、アブラカレイで蒲焼きを作ってみてはいかがでしょうか?ウナギ1本の値段でアブラカレイの蒲焼きがたくさん作れてしまいます!身が柔らかいのであまり動かしすぎるとボロボロになってしまうので注意が必要です。
作り方
- アブラカレイ・・・2切れ
- 塩・・・適量
- すりおろしショウガ・・・小さじ1/2
- 塩麹・・・1/2(ない場合は塩で分量半分)
- 酒・・・小さじ2
- 小麦粉もしくは片栗粉・・・適量
- 油・・・大さじ1
- しょう油・・・大さじ2
- 砂糖・・・大さじ2
- 酒・・・大さじ2
- みりん・・・大さじ2
一口大に切ったアブラカレイの水気を取り、ショウガ、塩麹、酒を混ぜ合わせアブラカレイと馴染ませる。そのあと小麦粉や片栗粉(どちらでも)をまぶします。フライパンを温め、油を入れて焼いていきます。あまり触らないようにするのがポイント。焦げ目が軽く付いたらひっくり返して反対側も焼きます。
裏側にも焼き目がついたら、たれを混ぜ合わせて入れ、とろみがつくまで煮詰めます。たれを作るのが面倒であれば市販のウナギのタレを使用しましょう。ご飯に刻みのりや錦糸卵を乗せて、先程焼いたアブラカレイ、タレをかければ出来上がりです。
アブラカレイのおすすめ人気レシピ15選⑪ ピカタ
ムニエルと似ていますが、ピカタは下味をつけて小麦粉をまぶし、粉チーズを混ぜた卵をたっぷりとからませて焼いたものを言い、ムニエルに比べて少しボリュームがあります。本来は豚肉などで作りますが、アブラカレイでもとてもおいしく食べることができます。
ふわふわの卵に塩麹のコクがあって絶品
今回のレシピでは塩麹を使用するため、この塩麹がポイントになります。アブラカレイの身とふんわりとした卵に塩麹のアクセントがとても相性良く、ご飯が進むおかずになります。ムニエルとは違った味わいなので、是非試していただきたい一品です。
作り方
- アブラカレイ・・・200g
- 塩麹・・・大さじ1
- こしょう・・・少々
- 卵・・・1個
- パセリのみじん切り・・・大さじ1
- 小麦粉・・・大さじ3程度
- 油・・・大さじ1
アブラカレイの切り身を適当な大きさにそぎ切りし、塩麹をまぶして30程度冷蔵庫に入れておきます。寝かせた切り身にこしょうと小麦粉をまぶします。卵を溶きほぐし、刻んだパセリを入れて切り身と卵液を絡めます。温めたフライパンに油を敷き、中火で焼いていきます。焼き色がついたらひっくり返して裏面も焼いていきます。
アブラカレイのおすすめ人気レシピ15選⑫ マヨネーズ&チーズ焼き
ムニエルなど作り方が簡単でよく作るとどうしても飽きてきてしまうというときに、より簡単で美味しいレシピをご紹介します。マヨネーズ&チーズ焼きは、作り方も簡単で、出来立てもおいしいですが、冷めても十分美味しいです。お弁当などに入れてもよさそうなレシピになります。
時短調理!
フライパンを使わず作るので、洗い物も少なく済み、調理時間も短い時間で作ることができます。レシピサイトで1位にもなるほどのレシピで、マヨネーズとチーズの相性も良く、大人から子供まで好きな味付けになっています。
作り方
- アブラカレイ・・・2枚
- 塩コショウ・・・少々
- マヨネーズ・・・大さじ2程度
- パン粉・・・適量
- とろけるチーズ・・・適量
アブラカレイのおすすめ人気レシピ15選⑬ バター醤油炒め
メインが決まっているけど、その他にもおかずをというときに、キャベツとアブラカレイでバター醤油炒めはどうでしょうか?バター醤油がご飯にもとても合うので、メインよりもご飯が進む一品になります。魚と野菜が一緒に摂れるのもうれしいですよね。
バター醤油は最高!
魚だけでなくバター醤油の味付けは最高ですよね。アブラカレイとキャベツをバター醤油で炒めることで、キャベツ、アブラカレイの甘みやうまみをバターしょう油が引き立ててくれます。キャベツなら比較的安く購入できるので、家計に優しいレシピになります。
作り方
- アブラカレイ・・・300g程度
- キャベツ・・・1/4玉
- バター・・・適量
- しょう油・・・大さじ2程度
アブラカレイとキャベツをを3cm程度の大きさに切る。フライパンにバターを入れ、溶けたらアブラカレイを入れて炒めます。その時、アブラカレイにしっかりとバターを絡めましょう。絡めたらキャベツを入れてそのあとにしょう油を入れ弱火で蓋をして5分程度蒸す。キャベツがしんなりしていたら出来上がりです。
アブラカレイのおすすめ人気レシピ15選⑭ 中華揚げ海南風ソース
片栗粉を付けてカラッと揚げたアブラカレイにピリ辛甘ダレを付けて食べる中華揚げになります。カラッと揚げることで、外はサクッと仲はふんわりとした食感で、ピリ辛で少し甘めのソースが絶妙に相まって絶品の一品になります。
ピリッと甘辛ソースが絶品
海南風ソースは、コチュジャンとスイートチリソースを混ぜ合わせたもので、甘いながらもピリッと後引くからさがとてもおいしいです。そこにふんわりとしたアブラカレイの身を漬けて食べると、リピート間違いなしです。このソースは食材によって割合を変えると様々な料理に使えます。
作り方
- アブラカレイ・・・3枚
- 塩コショウ・・・少々
- 紹興酒・・・大さじ1(日本酒、白ワインでも可)
- 片栗粉・・・大さじ2
- コチュジャン・・・大さじ2
- スイートチリソース・・・大さじ2
- 小口ネギ・・・適量
アブラカレイに塩コショウと紹興酒を振りかけ10分ほど置いておきます。水分が出てきたら拭き取り、食べやすいサイズに切ります。片栗粉をまぶし、170℃に熱した油へ入れて3~4分揚げます。お皿に混ぜ合わせたソースを敷き、ソースの上にあげたアブラカレイを乗せてお好みで小口ネギをかければ出来上がりです。
アブラカレイのおすすめ人気レシピ15選⑮ 西京焼き
魚の西京焼きは買うもの。と思う方も多いですが、西京みそがあれば家庭でも簡単に作ることができます。前日に準備しておけば、翌日焼くだけで済むので、忙しい方でも簡単に調理できます。夕飯で出すと、買ってきたものと間違えるほどおいしく出来上がります。
まるで料亭風!
料亭でも出てくる西京焼きがご家庭でも作ることができます。脂ののったアブラカレイに甘めの西京みそがとても合うので、ご飯も良く進みます。西京みそもスーパーなどで購入できるので、ぜひ料亭風の西京焼きを作ってみてはいかがでしょうか。
作り方
- アブラカレイ・・・4枚
- 塩・・・少々
- 西京みそ・・・150g
- 本みりん・・・大さじ2
切り身に塩を振っておき、冷蔵庫で1時間程度置きます。みそとみりんはよく混ぜ合わせておきます。置いておいた切り身の水気をしっかりと拭き取ってから、先ほど混ぜておいたみそに切り身が均等につかるよう漬けて、最低でも1番寝かせます。焼くときは裏返すときに身が崩れない為にもオーブンを利用すると良いです。
みそが付いているとすぐに焦げてしますので、しっかりとみそをこそぎ落としておきます。170度に熱したオーブンで約10分程度焼きます。グリルを使用する際は、クッキングシートを敷いておくと便利です。なおこのみそは繰り返し使えるので、直接手で触れないようにすると他の魚にも使うことができます。
アブラカレイの生態
アブラカレイはカレイ目カレイ亜目カレイ科アブラカレイ属に分類され、他のカレイよりも脂が多いです。その為、昔北海道の地域では油を取るために漁をしていました。アブラカレイから取った油からはビタミンAなどを抽出していました。
地域で呼び名がある
アブラカレイの生息域
日本にも生息していますが、基本的には北の寒い地域に生息していることが多く、日本では北海道や東北などにいます。英語名で「カムチャッカ」と呼ばれているアブラカレイはベーリング海西部などに多く分布しています。アブラカレイは水深200m以上の泥砂底に潜んでおり、ホッケやなどの魚の他にもイカやタコといったものも捕食します。
カレイの釣り方について詳しく知りたい方はこちら
アブラカレイを調理する前にしておくこと
アブラカレイは脂が多いため調理する際に短時間で加熱など、身が崩れないようにしなければいけません。またアブラカレイは鮮度が落ちるとぐんと味も落ちてしまうため、鮮魚ではお目にかかることは少ないと思います。身が崩れるのを防ぐ方法をいくつかまとめてみました。
身崩れ予防方法
- 衣などを付けるときは、しっかりと付ける
- ひっくり返さないようにフライパンを使わずオーブンや、トースターを使用する
- フライパンを使う場合は、クッキングシートを敷いてひっくり返しやすいようにする
- 煮込む時間が長いと身崩れするので短時間で煮込む
せっかく食べるなら身崩れしないようにひと手間加えるだけで、身崩れも減り、見た目も綺麗になるのでちょっとしたひと手間を怠らずに調理しましょう。またフライパンを使用しなければ、洗い物も少なくなるので、主婦の方はうれしいですね。
アブラカレイを美味しく食べよう!
あまり聞かないアブラカレイですが、今では安く購入でき、その身も淡白で様々な調理法があるので、どんな料理に使用してもおいしく食べることができます。脂が多いので調理によっては身崩れや溶けてしまうこともあるので、調理の時のひと手間を怠らずにアブラカレイを調理しましょう。
カレイのレシピや捌き方について
カレイの釣り方について