例えば白身魚の場合、未熟成では身は透き通り、透明感があります。熟成が進むにつれ、透明感は残しつつ黄色がかり、熟成のピーク時にはアメ色がかります。熟成が進みすぎると色が濁り透明感もなくなってしまいます。その後、腐敗していくのでよく身の色を見ることが大切です。
まとめ
魚により締め方を使い分け、美味しく食しましょう。
魚の鮮度保ち美味しく食すには、とにかく早めに“締める”ということが大切です。ご紹介したとおり方法はさまざまあり、おもに魚の種類・大きさを見極め、使い分けることをおすすめします。
さまざまな締め方一覧 | |||||
締め方 | 氷締め | 活き締め | 神経締め | さば折り | (血抜き) |
適した魚 | 小型の魚 | 中型の魚 | 大型の魚 | サバなどの青物 | 全ての魚 |
主に使うもの | 氷 | 刃物 | ワイヤー | なし | 刃物 |
中には少しグロいと感じるものもあるかもしれませんが、躊躇しているとそれだけ魚にストレスがかかり、美味しく食すことができません。魚の命を頂いているからこそ、釣り上げた後は適切な処理を施し、魚への感謝を忘れず美味しく頂きましょう。