【洒落怖】リゾートバイトの怖い話のあらすじ&真相まとめ!2ch史上最恐の怪談ストーリー

誰かを身代わりにして子供を連れ戻そうと思い至った女将さんは、旦那さんに息子が恋しいからともっともらしい理由で、旅館の規模に対して過剰とも思えるバイト雇用を持ちかけます。そして3人のうちの誰かが見ているであろう状況で2階に行き3人に興味を持たせたのでしょう。

そして2階を見て怖気付いた3人が逃げ出す事もしっかり視野に入れていた女将さんは、用意していた駄目押しの巾着袋を持たせてどこに行ってもちゃんと自分の身代わりになるように仕組んでいた。そう考えると不必要とも思える不自然なバイト雇用、3人の突然の辞めたい発言をあっさり受け入れたという作中の不自然な点の筋が通ります。

全ては計画通り!?

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以上のことから、主人公たちが巻き込まれた一連の騒動は、すべて女将さんがたった一人で考え、とても堅い意志の元実行されたと考えられます。人を犠牲にするという計画なんて並の心情ではとても選択出来ません。

母親の心理

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こうして考えてみると、女将さんのしたたかさは勿論のこと、母親の子供に対する深い愛情を感じざるを得ません。何が何でも子供を取り戻したいという強すぎる気持ちは、もはや執念と言っても過言じゃないレベルです。よく「母は強し」という言葉を耳にしますが、これを見ると正にその通りだと思います。

ですが、ある日突然、自然災害で大切な人を亡くしたのだと考えると、唐突過ぎて現実を受け入れ難いものです。そして、ふとした時に感じる日常から忽然と居なくなってしまったと気付く寂しさ。誰も悪くない故にどこにも怒りをぶつけられない無情さ…とてもやるせない気持ちになります。

リゾートバイトの怖い話の裏話

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リゾートバイトの怖い話が世に出たのは2009年。およそ10年前と随分日が経ちますが、まだまだこの怖さ故に話題性が薄れる事のない本作。最近になってとんでもない裏話が飛び出してきました。ここからは、その裏話についてをご紹介します。

実は元ネタがある?

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なんと、作中に登場した臍の緒を御守りとして子供に持たせる風習と似たような風習があったのです。それは、主に漁で生計を立てていた北海道のアイヌ民族の間で語り継がれていた言い伝えでした。丸々同じではありませんが、これが元ネタになったのでは?と思うには十分な程の一致レベルです。

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